今野真二『日本語のミッシングリンク

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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2020年1月末に消えるそうですが、移転先は未定です。

今野真二『日本語のミッシングリンク

今野真二

日本語のミッシングリンク 江戸明治の連続・不連続』

新潮選書 

2014.3.30

はじめに  9

  日本語のミッシング・リンクとはどういうことか

  江戸時代日本語明治時代日本語との連続・不連続

  天保の老人

  『日本外史』と『西国立志編

  『童子教』と『西国立志編

  『西洋事情』と『輿地誌略

  ミッシング・リンク探訪の旅


序章  江戸教育における漢語漢字  25

  藩校・私塾寺子屋

  藩校での教育

  漢字平仮名交じり文という器

  左右両振仮名

  明治の中の江戸

  字順が現代と異なる漢語

  寺子屋教育

  商売往来

  世話千字文

  江戸期の日本語教育


第一章 明治初期  漢洋兼才の人々  49

  『[蟹字/混交]漢語詩入都々逸』

  大槻文彦英学

  開成所のテキスト

  渡部温の『地学初歩』

  『康熙字典』の校訂をした渡部温

  縦書き横書きとの混在

  福澤諭吉『増訂華英通語

  「ヴ・ワ゛」の使用

  俗語ということ

  『西洋事情』の序

  『玉篇』『雑字類編』を使うべからず

  漢字制限論・日本漢字使用

  中村正直西国立志編

  『西国立志編』の左振仮名


第二章 通俗と蒙  漢文脈からの離脱

  鴎外日記

  文字社会の拡大

  振仮名付きの布達

  漢字制限

  清水卯三郎の「平仮名ノ説」

  矢野龍渓の『日本文体文字新論

  五つの文体

  丹羽純一郎訳『[欧洲/奇事]花柳春話

  『通俗花柳春話

  通俗という形式

  『日本外史

  『[言文/[致]通俗古事記


第三章 仮名専用論者がつくった近代国語辞書  

  かなのくわい

  近藤真琴と『ことばのその

  二種類の辞書

  平仮名片仮名

  物集高見と『ことばのはやし

  語によって語の説明をする辞書

  近代的な国語

  辞書の誕生

  『言海』の語釈

  和語漢語との結びつき

  『言海』が見出し項目とした漢語、しなかった漢語

  『俗語辞海

  「漢用字

  語釈中の漢語


第四章 洗練されていく英和辞書  

  『英和対訳袖珍辞書』が作られた頃

  現存する『英和対訳袖珍辞書』十五本

  『英和対訳袖珍辞書』の概観

  草稿から印刷(初版)へ

 『英和対訳袖珍辞書』のその後

  横書きになった語釈

  ロブシャイト『英華字典』の翻訳

  英華字典からの離脱

  吉田賢輔編『英和字典』の訳語

  『英華和訳字典』の和訳

  『附音挿図英和字彙初版訳語

  英華和訳字典の影響度

  『附音挿図英和字彙』第二版の訳語

  『附音挿図英和字彙』第二版再版の訳語


第五章 言文一致  今、ここのことば  

  物集高見言文一致

  物集高見言文一致

  二葉亭四迷言文一致

  雅俗辞書

  青山霞村言文一致短歌

  『俗語雅調

  山田美妙言文一致

  『嘲戒小説天狗』はどのように書かれているか

  山田美妙新体詩

  巌谷小波『[三十年目/書き直し]こがね丸


終章 森鴎外夏目漱石

  句読点段落表示

  鴎外漢字使用

  五歳の差

  漱石の低徊趣味

  夏目漱石言文一致


おわりに

あとがき 

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。