国語史資料の連関 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2013-02-02

[][]【クン】 【クン】 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 【クン】 - 国語史資料の連関 【クン】 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

 新聞のゴシップなどに、誰それ君を殊更片かなで「クン」と書いてゐるのを見ると公憤に似た感じさえ起るのである。

野崎眞平『眞平随筆』p.158

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2013-02-01

[]「ホワイトライス」「ウォーター」 「ホワイトライス」「ウォーター」 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 「ホワイトライス」「ウォーター」 - 国語史資料の連関 「ホワイトライス」「ウォーター」 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

 百貨店の食堂などで,飯を註文するのに、ホワイト・ライス。おひや一杯と云へばいゝ處を、ウオーター。これも「流行」なれば仕方もないが、そのホワイト・ライスへ食鹽を振りかけるのは何事ぞ。

野崎眞平『眞平随筆』p.67

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2013-01-31

[]「御愛乗」 「御愛乗」 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 「御愛乗」 - 国語史資料の連関 「御愛乗」 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

 市内のバスガールがサービスに「毎度御愛乗、有難うございます」と云ふ。

「御愛乗」なんといやな言葉ではないか。

野崎眞平『眞平随筆』p.49 「妻楊枝」

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2013-01-30

[]1935年のパパママ問題 1935年のパパママ問題 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 1935年のパパママ問題 - 国語史資料の連関 1935年のパパママ問題 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

 朝夕、天照大神を禮拜する大日本帝国で、お父さん、お母さんと云ふべき所を、パパ、ママと言はしてゐる家庭がある。口真似をしたゞけで、ちりけ元がこそばうなる。

野崎眞平『眞平随筆』p.27 「猿の真似」(10.9.20)

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2012-04-05

[][]読んで知っている東京弁和辻哲郎「自叙伝の試み」読んで知っている東京弁([[和辻哲郎「自叙伝の試み」]]) - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 読んで知っている東京弁([[和辻哲郎「自叙伝の試み」]]) - 国語史資料の連関 読んで知っている東京弁([[和辻哲郎「自叙伝の試み」]]) - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

 その頃叔父の所では、従弟の春樹がその四月に中学の二年になったばかりで、あと三人の従妹たちは皆小学生であった。末の広樹という男の子は、もう臨月近くなってはいたが、まだ生れていなかった。それで叔父がみやげに買って来た絵入りのお伽噺の本を、小さい従妹たちが、ソーファの上などで、いろいろと説明してくれた。マックスがどうしたとかハンスがどうしたとかという話であった。そういう話をする従妹たちの言葉は非常にきれいな江戸弁であった。江戸の御家人の娘であった叔母が生きていた間は、京都に住んでいても子供たちの言葉京都弁にはならなかったのである。しかし子供は土地の言葉には染み易いので、母親は絶えず見張っていたように思う。わたくしは数日滞在していた間に、叔母が用箪笥から何かを出しながら、おどけたような調子で、うしろにいる子供たちに次のように言ったことがあるのを覚えている。「ご覧な、哲郎さんはあの通りちゃんとした言葉をお使いになるよ。お前たち、これから変な言葉を使うと、一一ことばとまげ……じゃなかった、ことばと・が・め・だよ」と言って叔母はいかにも磊落に笑ったのである。わたくしはその時どんな風な言葉遣いをしていたかをはっきりとは覚えていないが、しかし多分、叔母や従妹たちのきれいな江戸弁に対して、なるべく調子を合わせるように、つまりこれまで読んで知っている東京弁を使うように、努力していたのであろう。叔母はそういうわたくしの心遣いをいたわってくれたのであろう。

和辻哲郎『自叙伝の試み』「中学生」

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