国語史資料の連関 このページをアンテナに追加 RSSフィード

間違い・不足などがありましたら、せせら笑って済ませずに、コメントを頂くか、よりよいものをどこかで公開なさっていただければ、幸甚至極です。

1992-04-05

[] 1992-04-05 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク 1992-04-05 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

「例えば、教授の仕事を手伝っている秘書とか、ワープロの打てる女性かもしれない」


「大宮先生は、ワープロを打てないのだけど、論文エッセイは、ワープロで打ってあるの。いつか長崎に来たとき、鞄の中から出して見てた原稿ワープロで打ってあるので、不思議に思ってきいたら、研究室に打ってくれる事務の入がいるといってたわ。」

「彼女は、多分、お茶を出したり、ワープロを打ったり、書類を整理しているんだと思います」


山村美紗「長崎殺人物語

トラックバック - http://kokugosi.g.hatena.ne.jp/kuzan/19920405

1992-04-04

[] 1992-04-04 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク 1992-04-04 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

「白痴の上に奸物です。登場人物が自分に都合の悪いことを言いそうになると、ワープロローマ字入力モードを勝手に平仮名モードに変えてしまうのです。喋っている我々は知らぬ間にハナモゲラになります」

山下洋輔『ドバラダ門』

トラックバック - http://kokugosi.g.hatena.ne.jp/kuzan/19920404

1992-04-03

[] 1992-04-03 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク 1992-04-03 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

 檀家総代のあととりで、秀才の誉れ高いA青年から、一万円の納経料とともに、十枚ほどの写経が届けられた。しかし、それを目にしたK住職は思わず、

「A君を呼べッ」

 とどなった。

 というのも、届けられた写経はすべて、ワープロで打たれていたのだった。寺に現れたA青年にK住職は、

「おまえ、ええか。ワープロには心が入っとらんのや。指でボタンを押しただけで、写経ができたと思ったら大間違いや」

 とさとした。しかし青年は、

「そんなこというたかて、お経は難しい漢字ばかり。機械でつくった字もかなりあるんやから、心は十分こもってます」

 といい張った。

 K住職は「あかん、あかん」と譲らず、一万円とともに引きとらせたものの、「これから世の中どうなるのやら」と頭をかかえている。

デキゴトロジー vol.6 p.188-189

トラックバック - http://kokugosi.g.hatena.ne.jp/kuzan/19920403

1992-04-02

[] 1992-04-02 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク 1992-04-02 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

仕事でワープロパソコンを使うが、詩を作る時は必ず手書きするのだった

東野圭吾『私が彼を殺した』

p.11

ワープロパソコンも持ってないんです。

p.293

トラックバック - http://kokugosi.g.hatena.ne.jp/kuzan/19920402

1992-04-01

[]石川英輔 石川英輔 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 石川英輔 - 国語史資料の連関 石川英輔 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

ワードプロセッサーのスイッチを切る。 

一九九二年四月

講談社文庫『未来妙法蓮華経』「文庫版のためのあとがき1992.9.15

トラックバック - http://kokugosi.g.hatena.ne.jp/kuzan/19920401