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2016-05-02

熊本・大分方言における「きつい・しんどい」 熊本・大分方言における「きつい・しんどい」 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 熊本・大分方言における「きつい・しんどい」 - 国語史資料の連関 熊本・大分方言における「きつい・しんどい」 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント


以下は、『九州方言の基礎的研究』九州方言学会 風間書房 昭和44年)の「きつい」(老)の項(p.127)から、熊本県大分県の部分を抜き出したものです。


50年程前の老年層(明治二十年代から三十年代生まれが中心)ですから、現在は変わっている可能性もあります。


27  きつい        (4)

  重い品物をかかえたりなどして,身体のきついことを何と言いますか。

  〈参考〉シンドイ・エライ・セチー・キツイ



熊本県

1牛深市牛深町キツカ,シンドカ
2天草郡河浦町大字河浦クタブルル,キツカ,シンドカ
3天草郡苓北町坂瀬川字小路シンドカ,キツカ
4本渡市下浦町字金焼≪カナヤキ≫キツカ,シンドカ,ダレタ
5天草郡有明町楠甫≪クスボ≫字下毛シンドースル,キツカ
6宇土郡三角町大字前越キツカ
7熊本市元三町キツカ
8飽託郡河内芳野村嶽キツカ
9玉名郡長州町大字長州キツカ
10玉名郡菊水町大字江田キツカ
11鹿本郡鹿北町大字岩野字陣内シンドカ,キツカ
12菊池市大字原永山キチー
13阿蘇郡小国町黒淵ホネオッタ,キツィー
14阿蘇郡一の宮町大字手野≪テノ≫キツィー
15阿蘇郡西原村小森キチー
16阿蘇郡久木野村大字河陰キチー
17上益城郡清和村大川キツカ
18上益城郡益城町大字杉堂シンドカ,キツカ,キチー
19上益城郡矢部町大字目丸クタブルル,キツカ
20上益城郡砥用町三加ツカレタ,キツイ
21八代郡宮原町今キツカ
22八代郡坂本村大宇鶴喰≪ツルバミ≫キツカ
23芦北郡芦北町大字天月≪アマズキ≫キツカ
24球磨郡五木村字葛八重≪クズバエ≫ツカレタ,キツカ
25球磨郡湯前町字馬場キツカ
26球磨郡球磨村渡≪ワタリ≫字立野≪タテノ≫キツカ


大分県

1南郡蒲江町丸市尾浦≪マルイチビウラ≫セチー
2南海部郡大匠村堂の間キチー
3南海部郡鶴見町大字地松浦キチー
4津久見市大字日見キティー
5臼杵市大字井村キツイ
6大野郡千歳村キチー
7大野郡清川村六種キティー
8竹田市太田セチー,キチー
9直入郡直入町大字長湯キティー
10大分市城ノ市局区内市尾《イチノオ》キチー
11大分市大字古国府ヒジー
12速見郡日出町大字南端字目刈ヒジー,ヒデー
13玖珠郡玖珠町大字日出生≪ヒジユ≫ヒデァー,キティー
14大分郡湯布院町湯平≪ユノヒラ≫字谷川ヒディー
15九重町大宇町田ヒヂー
16日田郡前津江村大字大野キチー
17日田市布の瀬町キティー,シェツカッタ
18下毛郡耶馬渓村大字平田字中村ヒディー
19宇佐郡四日市町葛原ヒディー,キティー
20豊後高田市大字松行ヒディー
21杵築市狩宿≪カリシユク≫ヒデー,キティー
22東国東郡東町大字富来三浦ヒデー,ヤオネー,キチー
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2016-05-01

熊本・大分方言における「寝込む」 熊本・大分方言における「寝込む」 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 熊本・大分方言における「寝込む」 - 国語史資料の連関 熊本・大分方言における「寝込む」 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

熊本方言話者が「ねたおす」(ねったおす)などと言っていたら*1、それは「とことん寝る」というような意味ではなく、「(病気で)寝込む」の意味であることがあります。「ねおる」*2も同様です。


以下は、『九州方言の基礎的研究』九州方言学会 風間書房 昭和44年)「ネオル・ネッタオス」(老)の項(p.129)から、熊本県大分県の部分を抜き出したものです。


50年程前の老年層(明治二十年代から三十年代生まれが中心)ですから、現在は変わっている可能性もありますが、今でも「ネオル」は聞いたことがあります。


30  ネオル・ネッタオス (5)

  1 病気でねこむことをネオルまたはネッタオスと言いますか。

  2 (いわなかったら)それでは何と言いますか。


熊本県

1牛深市牛深町(A)○(ネオル)
2天草郡河浦町大字河浦(A)○ (ネオル,ネッタオス)
3天草郡苓北町坂瀬川字小路(A)×(B)イタム
4本渡市下浦町字金焼≪カナヤキ≫(A)○(ネタワス)
5天草郡有明町楠甫≪クスボ≫字下毛(A)○
6宇土郡三角町大字前越(A)○(ネオル)
7熊本市元三町(A)○(ネオル)
8飽託郡河内芳野村嶽(A)○(ネオル)
9玉名郡長州町大字長州(A)○(ネオルー)
10玉名郡菊水町大字江田(A)○(ネオル)
11鹿本郡鹿北町大字岩野字陣内(A)○(ネオル)
12菊池市大字原永山(A)○(ネタワス)
13阿蘇郡小国町黒淵(A)×(B)グアイガワルイソーナ ネショル
14阿蘇郡一の宮町大字手野≪テノ≫(A)○(ネオル,ネタオス)
15阿蘇郡西原村小森(A)○(ネオル)
16阿蘇郡久木野村大字河陰(A)○(ネタオス)
17上益城郡清和村大川(A)○(ネタオス)
18上益城郡益城町大字杉堂(A)(ネオル,ネタワス)
19上益城郡矢部町大字目丸(A)○(ネオル,ネタワス)
20上益城郡砥用町三加(A)○(ネオル)
21八代郡宮原町今(A)×(B)ウッタワス、
22八代郡坂本村大宇鶴喰≪ツルバミ≫(A)×(B)マム.イタム
23芦北郡芦北町大字天月≪アマズキ≫(A)○(ネオル)
24球磨郡五木村字葛八重≪クズバエ≫(A)○(ネオル,ネタワス)
25球磨郡湯前町字馬場(A)○(ネタオス)
26球磨郡球磨村渡≪ワタリ≫字立野≪タテノ≫(A)○(ネオル)

大分県

1南郡蒲江町丸市尾浦≪マルイチビウラ≫(A)×(B)ネコム,ダイトカル
2南海部郡大匠村堂の間(A)×(B)ネコム
3南海部郡鶴見町大字地松浦(A)×(B)ネチョル
4津久見市大字日見(A)×(B)ネコム
5臼杵市大字井村(A)×(B)ネコム
6大野郡千歳村(A)×(B)ネコム,トコツキナル
7大野郡清川村六種(A)×(B)ネコム
8竹田市太田(A)×(B)ネコム
9直入郡直入町大字長湯(A)×(B)ネコム
10大分市城ノ市局区内市尾《イチノオ》(A)×(B)ネコム
11大分市大字古国府(A)×(B)ネコム
12速見郡日出町大字南端字目刈(A)×(B)ネコム
13玖珠郡玖珠町大字日出生≪ヒジユ≫(A)×(B)ネコム
14大分郡湯布院町湯平≪ユノヒラ≫字谷川(A)×(B)ネコム
15九重町大宇町田(A)○(ネオル)
16日田郡前津江村大字大野(A)○(ネオル)
17日田市布の瀬町(A)×(B)ネチョル ネル
18下毛郡耶馬渓村大字平田字中村(A)×(B)ヤリタオス
19宇佐郡四日市町葛原(A)×(B)ネル.ネコム
20豊後高田市大字松行(A)×(B)ヤリタオス ヤリツクル
21杵築市狩宿≪カリシユク≫(A)×(B)ヤリタオス クタワス
22東国東郡東町大字富来三浦(A)×(B)ヤリタオス ヤリツクル

*1:アオがアワになることがあるので、ネタワスとも言います。

*2:私には「ねよる」と聞こえることもありました。

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2016-04-30

熊本・大分方言における「ガマダス」「ハリコム」 熊本・大分方言における「ガマダス」「ハリコム」 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 熊本・大分方言における「ガマダス」「ハリコム」 - 国語史資料の連関 熊本・大分方言における「ガマダス」「ハリコム」 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント


以下は、『九州方言の基礎的研究』九州方言学会 風間書房 昭和44年)の「ガマダス」(老)の項(p.123)から、熊本県大分県の部分を抜き出したものです。


50年程前の老年層(明治二十年代から三十年代生まれが中心)ですから、現在は変わっている可能性もあります。


22  ガマダス      (3)

  1 精出してはたらくことを何と言いますか.

  2 「ガマダス」と言うことはありませんか.

  <注意>1の問いで目的の事象を得たら,2へ進む必要はない。


熊本県

1牛深市牛深町ハタラク,ガマダス
2天草郡河浦町大字河浦キバ,ガマダス
3天草郡苓北町坂瀬川字小路キバル
4本渡市下浦町字金焼≪カナヤキ≫キバ,キバル,ガマダス
5天草郡有明町楠甫≪クスボ≫字下毛ガマダス,キバル
6宇土郡三角町大字前越ガムダス
7熊本市元三町ガマダス
8飽託郡河内芳野村嶽ガマダス
9玉名郡長州町大字長州ガマダス
10玉名郡菊水町大字江田ガマダス
11鹿本郡鹿北町大字岩野字陣内ガマダス
12菊池市大字原永山ガマダス
13阿蘇郡小国町黒淵ガマダス
14阿蘇郡一の宮町大字手野≪テノ≫ガマダス
15阿蘇郡西原村小森ウントハタラク,ガマダス
16阿蘇郡久木野村大字河陰ガマダス
17上益城郡清和村大川ガマダス
18上益城郡益城町大字杉堂ガマダス
19上益城郡矢部町大字目丸ガマダス
20上益城郡砥用町三加ガマダス
21八代郡宮原町今ガマダス
22八代郡坂本村大宇鶴喰≪ツルバミ≫ガムダス
23芦北郡芦北町大字天月≪アマズキ≫ハリコム,ガマダス
24球磨郡五木村字葛八重≪クズバエ≫キバル,キマル,ガマダス
25球磨郡湯前町字馬場ガマンダス,ガマダス
26球磨郡球磨村渡≪ワタリ≫字立野≪タテノ≫ガマダス,キバッ

大分県

1南郡蒲江町丸市尾浦≪マルイチビウラ≫ハリコム
2南海部郡大匠村堂の間ハリコム
3南海部郡鶴見町大字地松浦ハリコム
4津久見市大字日見ハリコム
5臼杵市大字井村セイオダス
6大野郡千歳村ハリコム
7大野郡清川村六種ハリコム
8竹田市太田ハリコム,ガマダス
9直入郡直入町大字長湯ハリコム
10大分市城ノ市局区内市尾《イチノオ》ハリコム,キバル
11大分市大字古国府ハリコム,ハオカム
12速見郡日出町大字南端字目刈ハリコム,キバル,ハマル
13玖珠郡玖珠町大字日出生≪ヒジユ≫ハマル,ハリコム,キバル
14大分郡湯布院町湯平≪ユノヒラ≫字谷川シンケンハタラク
15九重町大宇町田ガマダス
16日田郡前津江村大字大野ガマダス
17日田市布の瀬町ガマダス
18下毛郡耶馬渓村大字平田字中村キバル,ハマル
19宇佐郡四日市町葛原ハタラク
20豊後高田市大字松行ハマル,ハリコム
21杵築市狩宿≪カリシユク≫ハリコム,キバル
22東国東郡東町大字富来三浦ハリコム
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2016-04-15

大分方言文献 大分方言文献 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 大分方言文献 - 国語史資料の連関 大分方言文献 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

橘正一『方言讀本』(1937)「昭和方言學者評傳」

 〔大分縣〕

 大分縣立第一高女の「豊後方言集」は、市場直次郎・波多野宗喜?・近藤信三?氏の共同勞作である。師範學校と違ひ、女學校の生徒は市内の人が大部分を占めて居るので、全體的分布調査には不便だらうと思ふが、本書はこの困難を克服して、よく全縣的調査に成功したのは敬服にたへない。

 大分縣師範學校の「大分縣方言考」の方は、調査に恵まれた地位を占めてゐるのだから、「豊後方言集」を凌ぐ分布調査を出して貰ひたかった。

 三ケ尻浩氏の「大分縣方言の研究」は、廣く各縣の方言と比較してある點が特色である。

未見

『日田文化』20,21 (1977) http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00103077

松田正義「「俚言鈔」を追跡する──大分県日田方言の今昔」(『現代方言学の課題』3)

『大分県史 方言篇』


未見

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I034592358-00 大分県

大田栄太郎蔵書本を写すと。

大田栄太郎『郷語書誌稿』に記事あり。

『大田栄太郎文庫目録』によれば、富山県図書館大田文庫にあり。



(編者は大分県師範学校長)

 五十音順 地域差の記述有り

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/992549


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA38792914 (大分大のみ)


未見

日本国語大辞典 日本方言大辞典で引くが不明

松田正義 一九九〇(平二)・三「『大分県速見郡誌』正体」『大分県立大分図書館報』一四八 大分県立大分図書館。あり。これも未見


  • 宇目郷案内 1922

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/963726/65


 五十音順方言語彙 pp.13-111

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1230279 国会デジコレ館内限定


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1213973 国会デジコレ館内限定


大分県師範学校関係

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1209713 国会デジコレ館内限定


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN12922732 国語

カーリルローカル大分になし


未見

NDLサーチ、CiNiiBooks、カーリルローカル大分になし。

国語研の『大分方言資料集』所収

https://libgw.ninjal.ac.jp/mylimedio/search/book.do?nqid=5&mode=comp&database=local&searchTarget=BK&queryid=3&position=1&bibid=37195&detailCategory=book


2985210 デジコレ館内限定 「忘れがたい言葉のナマリ」28-30


未見

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN03479168



http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11364886 揃いは九大楳垣・別府大

国会デジコレ館内限定

1 大分郡西庄内村 玖珠郡北山田村

2 東国東郡国東町 佐伯市大入島

3 宇佐郡院内村東院内 大野郡野津町字野津市 中津市旧市内

松田正義『方言生活の実態』へは入ってない。




  • 三重町誌 沿革編 1966

301097/165 館内限定 165-178

(津久見の言葉が中心)

 初版 未見 http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA5343637X (大分大・九州大)

 昭和46.3.10 2版 230頁

 昭和55.7.30 3版 247頁 


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN04849397

五十音引+共通語索引

渡部之夫大分県方言集成補遺』 昭和57.12


未見

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA3879017X大分大学・別府大学

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001591434-00


未見

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11791592 国語研・九大ほか


未見

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN04902503 増補版 福岡大学

福岡県のもの


 比較的若い世代の記述あり。随筆的。

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN09992660


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN12922925国立国語研究所)


http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I034592383-00

未見




  • 安東重幸『岡藩のひらくち』

二階堂整大分方言文献目録』を見よ

(1) http://hdl.handle.net/2324/15490

(2) http://hdl.handle.net/2324/15481

(3) http://hdl.handle.net/2324/10406


大分県方言編にも


参考

日本方言大辞典出典

方言研究の歩み』

『九州方言の基礎的研究』

『九州方言の史的研究』方言研究史 大分 (二階堂整

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2016-04-14

熊本方言文献 熊本方言文献 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 熊本方言文献 - 国語史資料の連関 熊本方言文献 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

橘正一『方言讀本』(1937)「昭和方言學者評傳」

  〔熊本縣

 熊本縣には田中正行氏がある。昭和四年、早くも「益宇方言考」「熊本縣阿蘇郡小國方言考」を出し、翌年は之を合册した「肥後方言考」第一編を出した。この頃はまだ分布を明にせず、語源論も客観的根據に乏しかったが、その後、言語地理學的方法の勃興に際會し、自ら反省する所あり、第二編の續刊は暫く中止して、新に分布調査を企てた。昭和七年二月、千有餘の調査項目を提《ひつさ》げて、熊本全體の分布調査に着手した時、私はひそかにその成功を危ぶんだ。何しろ、調査項目があまり多過ぎるので……。しかし、私の豫想は幸にして當らなかった。回答校三百五十校、語数三十五萬語といふ日本最高レコードを以て、萬雷の如き拍手の内に、悠々として、ゴール・インしたのである。しかし、この成功は決して故なくして得られたものではなかつた。二月から十二月までの間に、催促状を發すること五回、それでも尚回答しなかった所も、實は少なくなかったのである。その回答も第一次的材料に過ぎない。これを表に移し、地圖に記入して、始めて分布を明にする事が出來る。田中氏は校務の餘暇、助手を督励しつつ、日夜、この一事に心血を注いで居る。その努力は漸く報いられて、昭和八年十月、輝かしい第一回の報告を世に送ることが出来た。「熊本縣方言分布考」がそれである。その後も、田中氏の業は駸々乎として進み、「熊本縣に於ける天文方言」「熊本縣の父母方言考」「熊本縣動物方言分布」「熊本縣の人倫方言考」等の著となって現れた。

 のだ

 能田太郎氏は、明治三十二年肥後玉名郡南の關町に生れた。家は富裕な呉服商であった。父はこの子を商人として、我が業を繼がせる希望であった。しかし、學校の出來の善い此の子は、商 よりも、學問に興味を持つた。青表紙に親しむ商家の子ほど始末におへない者は無い。もし、音樂や繪畫や酒色に耽る子ならば、頭から叱りつけ、勘當を以て脅す事も出來よう。しかし、學問に耽るからといふ理由で勘當に會つた話は未だかつて聞いた事が無い。學問は善い事である。だから、一層困る。父君の憂欝も察するに餘りある。純眞にして強い正義観と、理に撤して動かぬ信念とは、幼にして既に能田氏の性格を形作って居た。この理智の人が、最初文學に志したと聞いては意外に思ふが、しかし、目標は文學評論にあり、しかも批評の原理を社會史的立場に求めようとしたと聞いたら、なるほどと肯かれやう。その社會史研究の途中、たま/\、柳田さんの所説を知るや、この創意に富んだ天才の所説は、忽ち、若き能田氏をチャームし、その後半生を決定するほどの魅力となった。能田氏が柳田さんを敬慕する事は、信仰の域に近く、柳田さんから頂いた手紙を額《がく》に仕立てて、日夜之を飾って居た。しかし、能田氏が土俗學方言學に這入った時期は比較的遅く、昭和三年歸郷後であり、 その最初の論文が現れたのは、土俗の方は昭和五年七月、方言の方は六年三月であった。少壮有爲の二十代を土俗學方言學を知らずに過ごしたのは返す/\も遺憾であった。

 これより先、能田氏は、その不羈獨立の性格が禍して、玉名中學の卒業を目の前に控へながら中途退學し、くれるといふ卒業證書を一蹴して、單身上京し、十年獨學した。十分なる學資を持ちながら獨學の道を選んだ點、また氏の面目を躍如たらしめるものがある。関東の大地震が起つた年は、既に愛妻多代子さんを得て、千葉縣手賀沼のほとり、志賀直哉氏の書齋に愛の巣を營んでゐた。「文藝春秋」が創刊された頃は、しきりに、菊池寛氏の許に出入した。しかし、大正天皇の霊柩を見送り奉った頃には、もう、柳田さんの本が書架に並べられてあった。

 昭和三年春、郷里の父から歸國を勧めて來た。能田氏がその氣になったのは、一つは土俗・方言採集のためでもあった。久しぶりで見る我が子の姿に、お父さんの喜びは如何ばかりであったらう。早速、若夫婦のために、山の手に家屋を新築に取掛られた。しかし、その家が出來上った時、お父さんはもう既の世の人ではなかった。能田氏の本格的な郷土研究はこの新居に移ると同時に始まった。

 昭和四年五月、能田氏は南の肥後から北の青森へと、長途の採集旅行を企てた、この最初の採集旅行の門出に於て、運命は氏の研究心の強さをためすべく、深刻な障礙を下した。前月から目の悪い事には氣が附いて居たが、それが門司に着く頃には、もう自分で手紙が書けなくなり、東京に着いた時は、もう失明に近かつた。慶應病院に入院する事六ケ月、きき目は少しも現れなかった。ある日、眼科部長は、厳粛な面持で言つた。「お氣の毒ながら、あなたの目は私の力ではどうする事も出来ません。治らぬと知りながら、いつまでもお止めして置くのも何ですから、今日限り退院して下さい。」學問に志す者に取って目は生命である。その目に不治の宣告が與へられたのだ。これ以上の悲しみがあらうか。能田君の見えない目からは、止めどなく、涙が溢れた。しかし、人の偉さは逆境に立って現れる。運命に屈服する者は凡人であり、運命に打克つ者は非凡人である。苛酷な蓮命も能田君の志を奪ふ事には失敗した。昭和塙保己一としての能田君の生涯は失明と同時に始まる。入院中も、夫人や妹に民俗學書を讀ませて、それに聞入るのが唯一の樂しみであつた。夫人の代讀と代筆は、この時以來、死ぬ時まで續いた。能田君の目となり、手となつて、能田君をして、あれだけの仕事をさせた夫人の功績も亦大である。その夫人からの御手紙に、「能田は、どんなにふくれて居る時でも、方言集さへ讀んでやれば、直ぐ機嫌が直ります」とあった。ああ、能田君の如きは、眞に學問を樂しんだ人であらう。之を楽しむ者には、之をなす機會は常にある。恰も、煙草好きが寸暇を盗んで煙草を飲み、酒好きがあらゆる機會を利用して酒を呑む様に。しかし、災難なのは夫人である。夫人が病気で寝て居ても、讀む事だけは休ませなかった。必ず、夫人の枕元に坐って、タバコを呑みながら讀むのを聞いた。ある時夫人は風邪を引いて、聲が出なくて困って居た。それでも、とう/\かすれた聲で讀み通させた。その時以来、夫人の聲は、浪花節語りの聲みたいになった。美音錠を噛んでも、淺田飴をしゃぶっても、今以て治らない。

 能田君は常々言って居た。軍人が職場に命を捨てるのも、大臣が職に殉ずるのも、學者が研究に倒れるのも同じ事である。命が惜しかったら、何もしない方がいい。無意義な一生を経って何になると。叉、ある書家が「僕は道楽に繪を描いて居る」と言った時、能田君は嚴然として、「僕は命懸けで學問をして居る」と言つた。多くの書をあさった後に、命を懸くるに足るものとして、土俗學・方言學選ばがれたのは、土俗學・方言學に取っても亦名譽の事であった。昭和十一年十一月四日、容態俄に悪化し、オロ/\する夫人をたしなめて、「何をそんなにあわてて居るか。私はちっとも悪くなか。痛い所もなか。ただキツカ(疲れた)ばかりだ」といふ詞を最後に、愛妻の腕に抱かれつつ、息を引取つた。享年三十八歳。

 著書に、「肥後ノ關動植物方言風俗誌」「肥後南ノ關方言類集」體言篇、及用言篇あり、外に論文が百篇程ある。それらはそれ/゛\特色あり、價値もあるものであるが、私は、それら論文の價値よりも、むしろ、人間の價値を一層高く評價する。追悼文の中で、私が、「能田さんの偉大さは、その不自由に打勝って研究を続けた點にあると信じる私に取っては、この眼病を能田さんのために、むしろ、歡迎する。能田さんを英雄的ならしめたものは實にこの眼病だからである」と書いたのは、この意味に於てである。

 この外、熊本縣には、「熊本縣方言音語法」の著者池邊用太郎氏、「九州方言語法考序説」の著者北條忠雄氏、「肥後葦南方言考」の著者齋藤俊三氏がある。池漫氏・北條氏は、人のあまり注意しない方言語法について、二百頁以上の大著を物したのは敬服すべく、殊に、熊本縣のみに止まらず、廣く九州各地の方言と比較して居るのは善い。ただ、北條氏は、その濃厚な古典趣味の代りに、分布調査にも精力の半ばを割くならば、一層見るべきものがあるであらう。原田芳起氏には方言に關する單行本は無いが、その天草方言語法に關する研究は精密深刻なものであった。




http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/950134/18


  • 熊本市誌(1917)

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN10932167

表紙に「(大正六年十月七日日曜講演)」とあり

国語研蔵

緒言

音韻

語法

結言

14頁 菊判 活字

記録ではなく、資料のごとし。

  • 宇土郡誌(1922)

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/925934/111


  • 下益城郡誌(下益城郡教育支会) 1922

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN10932779

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11713690

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN04059102


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA41437411



  • 鹿本郡誌(1923)

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/978631/301



  • 阿蘇郡誌(1926)

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/980734/320


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1020205/150


  • 田中正行『益宇方言考』?

国会サーチ・CiNiiBooks・カーリルローカル熊本で見あたらず

田中正行『肥後方言考』(1930)の第2章に発展か。


国会サーチ・CiNiiBooks・カーリルローカル熊本で見あたらず

https://libgw.ninjal.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=36215&lang=ja&charset=utf8&dimode=on

田中正行『肥後方言考』(1930)の第1章に発展か。


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN1206684X

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1870342 デジコレ館内限定


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11356174

1213653 国会デジコレ、館内限定 カラー

1849675 国会デジコレ、館内限定 カラー

講座方言学秋山正次が言及


信田葛葉編 甲斐積 採集

天王寺郷土研究會

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN14526328


http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013621872-00 (熊本県図書)

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA67071905 (ninjal)


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1171188

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11990511


国会サーチ・CiNiiBooks・ninjal・カーリルローカル熊本で見あたらず

行書籍ではなく、『方言』3-8


国会サーチ・CiNiiBooks・カーリルローカル熊本で見あたらず

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I025194452-00 『諸家方言論文集』に収めらる

国立国語研究所蔵


  • 『原水村郷土誌』 1933

菊池郡

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I020553848-00 福岡市総合図書館

CiNiiBooks・ninjal・カーリルローカル熊本で見あたらず

稲川によれば熊大図書館


  • 田中正行『熊本縣の父母方言考』?1934

https://libgw.ninjal.ac.jp/mylimedio/search/book.do?nqid=2&mode=comp&database=local&searchTarget=BK&queryid=1&position=1&bibid=36212&detailCategory=book

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA39186760


https://libgw.ninjal.ac.jp/mylimedio/search/book.do?nqid=2&mode=comp&database=local&searchTarget=BK&queryid=1&position=1&bibid=36210&detailCategory=book

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA35428766


https://libgw.ninjal.ac.jp/mylimedio/search/book.do?nqid=5&mode=comp&database=local&searchTarget=BK&queryid=4&position=1&bibid=36214&detailCategory=book

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA35428948


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA35445947 東大図書館

国立国語研究所*


http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001477130-00

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN14463534

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN03163131 複刻


  • 『津奈木郷土誌』(六車茂一郎) 1936

国会デジコレ館内限定

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA34999171


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1231718 館内限定

国書刊行会の複刻もあり。


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN12923076 (ninjal)

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I021341833-00

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I065869525-00


  • 『球磨郡誌』 1941

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1042262/384


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN06981555

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1126548 デジコレ館内限定


http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I000727317-00 国会デジコレ館内限定

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN07201709


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN15635533

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I021573960-00


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2473712 国会デジコレ館内限定

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN10082346


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN12922991 国語研(東條文庫)


  • 『郷土中島村』(『中島村郷土史』) 1957

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013652773-00 熊本県図書

CiNiiなし


http://id.ndl.go.jp/bib/000001411104

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I021574343-00


講座方言学秋山正次が言及



飽託郡

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN12212941


  • 田中正行『方言の姿及び変化』? 1961

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2493579 デジコレ館内限定


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2497940 デジコレ館内限定


  • 『砥用町史』 1964

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3010425 デジコレ館内限定

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN12575606


  • 『松橋町史』1964

第五篇第五章 方言訛語

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2987798 デジコレ館内限定


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11356549 国語研ほか

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001079386-00 国会・熊本県図書

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2509286 デジコレ館内限定


電子複刻有り。


http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2514783 デジコレ館内限定


国語研蔵


  • 山下時義『天草ことば風土記』? 1969.11

天草郡竜ヶ岳町公民館,

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN11807309 国語研蔵

随筆風 「竜ヶ岳町土語単語」pp.98-106 五十音順


  • 田中正行『熊本方言概説』? 1969

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA33389583


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB13362344


  • 南関町公民館『南関町の方言集』(1974・私家版、謄写版)

http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013661651-00 (熊本県図書)

CiNiibooksで見当たらず。カーリルローカル熊本でも県図書のみ。






http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013759019-00

CiNiiなし

『ふるさと菊池 方言訛語草子』(1980)

第六章 方言 秋山正次 pp.756-799

視点と調査法・資料

音韻の特性とその語史

語法表現法の特性とその語史

語彙分布相とその語史

河内町方言のまとめ


  • 『五木村学術調査 人文編』1987

言語 pp.453-597

岡野信子ほか

生活語彙 455-492

言いならわし 493-503

方言談話 504-533

あいさつことば 534-541

表現法・語法*1 542-553

音声相 554-562

熊本県方言における五木村の方言の位置 563-565

燒畑語彙 566-597


第八章 うぶすな(郷土)のことば 荒尾の方言 福田昭允 pp.655-799

方言時代地域性 656

日本語方言区画と荒尾方言 568

肥筑方言帯の中での荒尾方言 660

音韻体系 673

荒尾方言の特徴 675

語い 742

  • 球磨弁まっ出し(熊日選書 11)

前田一洋/著

熊本日日新聞社

1982


  • 球磨弁いろはまんだら(熊日選書 13)

前田一洋/著

熊本日日新聞社

1983

国語研蔵

五十音順

熊本日日新聞情報文化センター


http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013761341-00


http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002089396-00



http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I013804423-00

CiNiiBooksなし

カーリルローカル熊本で、県図書と八代市

  • 川上翆光『天草・佐伊津夜話』1992

国語研蔵

方言による談話と注


吉岡泰夫方言編」 pp.381-728

国語研蔵(書籍と抜き刷りともに)



http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA39410252


国語研蔵

pp.79-178

はじめに

 熊本市方言研究史

 熊本市方言の位置

 調査の目的と方法

熊本市方言の伝統

 音韻

 文法

 敬語法

 語彙

熊本市方言の変容

 伝統的方言の衰退

 伝統的方言の復活と新しい方言の形成

熊本市方言歴史

 過去方言文献熊本市方言

 国語史(中央語史)と熊本市方言

おわりに



http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA60031990


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA69784397 熊大


http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA67029217



五十音順




http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB07316524


国語研蔵


http://ci.nii.ac.jp/author/DA02786053


参考

稲川順一「熊本方言研究史」

日本方言大辞典出典

方言研究の歩み』

『九州方言の基礎的研究』

『九州方言の史的研究』方言研究史 熊本 (山下和弘

熊本方言が見られる文献

日本の方言区画

岸田国士「牛山ホテル」

木下順二「風浪」

木下順二「彦市ばなし」

木下順二「狐山伏」

徳冨蘆花「富士」

徳冨蘆花「竹崎順子」

木村祐章「肥後昔話集」

荒木精之肥後民話集」「肥後の民話」

福島次郎「現車」

德永直「最初の記憶」

土村伸「三吉の座」

肥後狂句

方言学論叢

徳富蘆花「思出の記」「黒い眼と茶色の眼」「死の蔭に」「竹崎順子」「富士」

夏目漱石「二百十日」

与謝野鉄幹他「五足の靴」

徳永直「あまり者」「冬枯れ」「最初の記憶」「他人の中」「黒い輪」

岸田国士「牛山ホテル」

尾崎士郎「人生劇場」

上林暁「天草土産」

島尾敏雄「天草の秋」

檀一雄「裾野乙女」

火野葦平「花扇」「海の火」「ある詩人の生涯」

木下順二「彦市ばなし」「風浪」「狐山伏」「夜空」

島一春「無常米」

梅崎春生「熊本弁」

石牟礼道子「苦海浄土」

ほか

平山蘆江「熊本籠城」

平川虎臣

山崎光夫「北里柴三郎」

遠藤周作「闇のよぶ声」

飯尾憲士「五高生殺人」

梶尾真治「黄泉がえり」


類似地名に注意

2977176/121 デジコレ館内限定 121-123

山口県

  • 小国

山形県新潟県

*1:目次には「語彙」と。

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