国語史資料の連関 このページをアンテナに追加 RSSフィード

間違い・不足などがありましたら、せせら笑って済ませずに、コメントを頂くか、よりよいものをどこかで公開なさっていただければ、幸甚至極です。

2012-07-01

「昔より仮名づかひと云ふことはありけるにや」(梅村載筆・人巻) 「昔より仮名づかひと云ふことはありけるにや」(梅村載筆・人巻) - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 「昔より仮名づかひと云ふことはありけるにや」(梅村載筆・人巻) - 国語史資料の連関 「昔より仮名づかひと云ふことはありけるにや」(梅村載筆・人巻) - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

古今文字なき歌、

世のうきめみえぬ山路へいらんには思ふ人こそほだしなりけれ

此「みえぬ」の「え」と「やまぢへ」の「へ」と同音にとなふる時は、昔より仮名づかひと云ふことはありけるにや。されども字をかへて同音をとなへ同字なしとせば、「いゐ・をお・ゑえ」なんどの類みな用ひんや。「定家明魏を再生せしめて、此ことをかたらまほし」と云人あり。長嘯にとひければ、「やまぢへ」の「へ」をにごりてよまんかといへり、惺斎?に尋ねければ、しばらく思案して、「いかゞうたがはし」といへり。但し昔は「へ」と「え」との音分明なるにやといへり。

トラックバック - http://kokugosi.g.hatena.ne.jp/kuzan/20120701