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2011-04-19

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 鷲の鶏卵

猫遊軒伯知《みようゆうけんはくち》は松林伯円《しようりんはくえん》の高弟で、明治の代に新講談で売出したが、北海道講談をやった時に、うっかり調子に乗って「深山の木の上に鷲《わし》の鶏卵がありまして」とやったので客は笑い出した事がある。それとは違って田辺南龍《たなぺなんりゆう》は軍談になると弁説|滔々《とうとう》水の流るる如く、武者押しの処で「ノンノンズイズイ」と盛んにノンノンをやった中《うち》は宜《よ》かったが、油が乗って来て一調子張り揚げ「その勢い猛虎の如く、モウは牛なり、コは虎なり」とやったには驚いたけれど、夢中で聴いている客は、些《ちつと》も笑わなかった。

言い間違い


明治のおもかげ (岩波文庫)

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