国語史資料の連関 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2010-04-13

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京極中納言【定家卿】家集拾遺愚草清書を祖父河内前司【于時大炊助】親行に誂申さ春る時、親行申て云、を・お・え・ゑ・へ・い・ゐ・ひ等の文字の聲かよひたる誤あるによりて、其字の見わきがたき事在之。然間、此次をもて後學のために定をかるべき由黄門に申處に、われもしか日來より思よりし事也。さらば主爨が所存の分書出して可進由仰られける間、大概如此注進の處に、申所悉其理相叶へりとて則合點せられ畢。然者、文字遣を定事、親行が抄出是濫觴也。加之、行阿思案之するに、権者の製作として眞名の極草の字を伊呂波に縮なして、文字の數のすくなきに、い・ゐ・ひ・を・お・え・ゑ・へ同讀のあるにてしりぬ、各別の要用につかふべき謂を。然而、先達の猶書漏されたる事共ある間、是非の迷をひらかんがために、追て勘るのみにもあらず、更に又、ほ・わ・む・う・ふの字等をあたらしくしるしそへ畢。其故は、ほはをによまれ、わははにかよふ。むはうにまぎる。ふは又うにおなじきによりて、是等を書分て段々とす。殘所の詞等ありといへども、是にて准據すべき歟。仍子孫等此勘勒之趣を守て可神祕々々。

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