国語史資料の連関 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2010-02-10

[]林正之助 林正之助 - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 林正之助 - 国語史資料の連関 林正之助 - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

 昔ね、曽我廼家五郎という喜劇師がおったんです。これはね、蝶六といううまい芸のない人を、うまいこと三枚目に使ってね、東京へ行って、この人は満員だんね。宝塚の少女歌劇と五郎さんだけは東京で取りまんね。ということは、大阪言葉が通じませんねん。春団治?が全盛で連れて行きました。大阪でウケるほどウケませんねん。そこへいくと、圓右?とか、小さん?だとか、小勝?とかいう東京の人を連れて来ると、九州まで連れて行っても満員にしまんね。標準語だ。浪花節が全盛だ。雲右衛門が九州から東京名乗りを上げた。吉田奈良丸大阪で上げたんですね。ところが、雲右衛門は全国的だ。浪花節の全盛でええ時は名古屋以西。東京はあきまへんねん。

 ところが、その時分からだんだんだんだん、大阪言葉が味があると。それはありますわな。「何言ってやがんで、ふざけやがって」いうのと、「何言うてはりまんね。そんなあほなこと言いなはんな」ちゅうので、怒ってるのか怒ってへんのかわからんでしょう。それが大阪言葉の味だ。今やテレビでも本においても、大阪言葉が通じます。

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