国語史資料の連関 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2009-03-31

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日本の忍術使い、甲賀者は切支丹以前から存在し、島原の乱にも幕府方、松平伊豆守が甲賀者を用いたことが、その息子の日記に見えている。甲賀者は天草四郎の部下の農民に変装して籠城の敵軍にもぐりこむことに成功した。ところがこの忍術使いは忍びの術には達していたが、九州の農民の方言も分らぬばかりでなく、切支丹用語も知らず、その祭儀に処する身ぶりの心得もないから、たちまちバレて背後から石ツブテをぶつけられつつも忍術使いだけの貫禄を示して、ホウホウのていで逃げ戻ったという。

坂口安吾長崎チャンポン」『安吾新日本地理』

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