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2007-10-18

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宮武外骨明治奇聞』一、大正十四年刊

明治の初期は四字漢語の時代であった。官衙の布達でも、民間の新聞雑誌でも、好んで四字漢語を用ゐた。法律の語などにも、それが多かった、と雨花先生*1おはなしを承り、それを調べて見て、成程と頷いた。

尊王攘夷 開港佐幕 公武合体 大義名分 王政復古 大政奉還 明治一新 廃藩置県 文明開化 自由平等 民選議院 君民同治 信教自由 神仏混淆 旧弊頑固 因循姑息 肉食妻帯 利用厚生 権利義務 公明正大 人才登用 不羈独立 新政厚徳 民権自由 三権分立 朝令暮改

など一々挙げればマダ沢山ある。又法律語の旧刑法には四字漢語が多かった。

有心故造(故意) 期満免除(時効) 数罪倶発(併合罪) 再犯加重(累犯) 殴打創傷(傷害) 家資分散(破産)

これも算へ立てればマダ十数語ある。

宮武外骨著作集第壱巻 p.29(もとの十九頁)

河出文庫isbn:4309473164にはなし。


槌田満文(1983)『明治大正の新語・流行語』p29

松村明(1986)『日本語の世界日本語の展開』p317

古田東朔(1989)『日本の言語文化』p56は「明治初期は、四字漢語の時代であったともいわれる」とするが、これを引用してはいない。


四字熟語

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