国語史資料の連関 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2007-08-17

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○匂の字の事

松井源|〓星《かうせい》の説に、匂の字は、字書に无《な》き所の文字也。是は即ち韻といふ字の省文にて、韻の字、或は韵《ゐん》に作り。又省きて均《ゐん》匀《ゐん》に作れり。其匀の字が転じて、匂《にほひ》の字になりたるなるべし。元より韻と云字は、音の遺響《のこりひヾき》を云なれば、是に国訓《くによみ》を宛《あてん》には、にほふと云べし。されば匂と云字は、匀《ゐん》と書がよしと云へり。


小松英雄に「匂字考」あり。(『佐伯梅友博士喜寿記念 国語学論集』1976)

「にほふ」をあらわす「匂」字が「韵」字に由来するものであろうということは……、『大漢和字典』が、すでにそのことについて述べているのを見いだしおどろいたが、

梅の塵』は天保一五年(1854)。

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