国語史資料の連関 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2007-06-12

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 昔は納甲と稱して、十干十二支の相生相剋を忌み、何の性の人はその名前に何の字を命けるといふ風に、大抵それが一致してをつたもので『節用』などを見ると、例へば木性の人は何の字を、又水性の人は如何なる字を命けろといふ風に、詳細に書いてあって、早い話が今茲に鐵五郎と云ふ人があるとすれば、唯その名前を聞いたばかりで、アヽこの人は何の性だなと直ぐ合點が行くまでに進んで居ったものであるが、今はそれすら最早随分古い人でも知ってる者は殆んど無い位に忘れられて仕舞ってゐる。ところで今の姓名判断と稱せられるものは、その看板こそ違へ、賣聲は矢張り同じものなのである、

『日本古書通信』1985年10月号、林真「幸田露伴の佚文8」

『日本一』三号(大正四年)

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