国語史資料の連関 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2005-03-10

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 文壇の人は好んで「いいですなあ。」とか「感心するですなあ。」とか「怪《け》しからんではないですか。」とかいうような言葉を使う。軍人が、東京生れたると東北生れたるとを問わず、「そうじゃ」「いっちょる」というような九州弁を使うほどあさましくはないが、文壇人の「ですなあ」訛《なまり》も随分耳ざわりである。『新潮』の合評会の速記なぞを読むと、すべての人が「ですなあ」訛だ。速記者の癖ばかりでもないらしい。芥川さんの「ですなあ」もひどく似合わないものであった。

水上滝太郎「芥川竜之介氏の死」


おじさん言葉

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