国語史資料の連関 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2005-02-10

[]〔和字正濫鈔一〕一仮名の様を知らむと思はば 11:07 〔[[和字正濫鈔]]一〕一[[仮名]]の様を知らむと思はば - 国語史資料の連関 を含むブックマーク はてなブックマーク - 〔[[和字正濫鈔]]一〕一[[仮名]]の様を知らむと思はば - 国語史資料の連関 〔[[和字正濫鈔]]一〕一[[仮名]]の様を知らむと思はば - 国語史資料の連関 のブックマークコメント

和字正濫鈔一〕一仮名の様を知らむと思はば、先声の出る初の様を知べし、もろこしの韻学はすべて知侍らず、天竺悉曇もわづかに梵字をかくやうを習ひたるばかりにて、はか%\しき事は知侍らねど、此国は天竺には遠ながら、声はかへりて能通じ、もろこしには見花見月など、先用をいひて後に体をいふを、ここには花を見る月を見るとやうに先体よりいひ、しかるさまも天竺に似たれば、是によりてだに、おろ/\心得侍るやうを申すべし、凡人の物いはむとする時、喉の内に風あり、天竺には此風の名を優陀那?《うだな》といふ、此風外の風を引て丹田に下り、腎水を撃て声を起す時、〓歯唇頂下咽胸の七処に触れ、喉内舌内唇内?の所転に依て、種々の音声ありといへども、其数五十音に過ず、唯人間のみならず、上は神仏より、下は鬼畜に至るまで、此声を出す、又唯有情のみにあらず、風の木にふれ、水の石に触るるたぐひの非情の声までも、これより外に出る事なし、息の字の上の自は鼻なり、鼻は息の通ずる所なり、鼻は肺臓に属す、肺は金なり、金は風の精なれば同気相感じて風を引時も、肺先受る故に、清涕の出るも此しるしなり、心に従がふは、心の動静に隨ひて息に緩急あり、瞋喜の相さながら息に顕るる故なるべし、密教には此息をやがて心と説ける事あり

古事類苑 文学部二音韻

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