齋藤希史『漢文脈の近代』

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齋藤希史『漢文脈の近代』

齋藤希史

漢文脈近代

名古屋大学出版会

ISBN:4815805105

  はじめに


  第I部 〈支那〉と〈日本

第1章 文学史近代

      ―和漢から東亜へ―

   一 〈文学史〉の始まり 

   二 〈和漢〉と〈支那〉 

   三 〈日本〉の確立 

   四 〈東亜〉へ 

第2章「支那」再論

   一 呼称としての〈支那〉 

   二 〈和漢〉の解体と〈支那〉 

   三 梁啓超の〈支那〉 


  第Ⅱ部 梁啓超近代文学

第3章 新国民の新小説

       近代文学観念形成期の梁啓超

   一 通俗のための小説 

   二 国民のための小説 

   三 文学雑誌の誕生 

   四 進化する文学 

第4章 「小説叢話」の伝統と近代

   一 中外の比較 

   二 進化の中核 

第5章 官話和文

       梁啓超言語意識

   一 母語 

   二 粤語広東

   三 漢民族意識と文言そして官話

   四 日本語 


  第III部 清末明治漢文脈

第6章 小説の冒険

      ―政治小説とその華訳をめぐって―

   一 『佳人之奇遇』の華訳 

   二 〈小説〉の文体 

   三 『経国美談』の様式 

   四 〈正史〉と〈小説〉 

   五 〈小説〉の〈近代〉 

第7章 『浮城物語』の近代

   一 新聞紙小説 

   二 「報知叢談」から「報知異聞」へ 

   三 ルビと挿図 

   四 自叙体 

第8章 明治の游記

      ―漢文脈のありか―

   一 『木屑録

   二 作文の手本 

   三 景・史・志 

   四 『航西日記』 

   五 漢文脈のゆくえ 

第9章 越境する文体

      ―森田思軒論―

   一 欧文直訳体

   二 意趣と風調 

   三 漢文脈の核心 


  第IV部 今体文?メディア

第10章 『記事論説文例

      ――銅版作文書の誕生―

   一 『記事論説文例』 

   二 銅版印刷 

   三 作文書の系譜 

   四 模倣と普及 

第11章 作文する少年たち

      ―『穎才新誌』創刊のころ―

   一 『学庭拾芳録』 

   二 『穎才新誌』 

   三 作文の虚実 

終章 象徴としての漢字

      ―フェノロサ東洋

   一 日本美術との邂逅 

   ニ フェノロサ文学観 

   三 詩の媒体としての漢字考 

  注

  あとがき

  索引 巻末

書籍からの画像で注記のないものは、著者の著作権が切れ、刊行後五十年以上経っているものである筈です。