魚返善雄『漢文入門』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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魚返善雄『漢文入門』

魚返善雄

漢文入門現代教養文庫

bk1

前編

 なんだ、くだる

  フルガナと送りガナ

  句読点と白文

  漢字はほろびない

  主題語と説明

  中国語と漢文は別物

 逐鹿見山

  漢語口調文章

  返り点の使い方

  便利な「レ点」

  方法がたいせつ

 常識と常用

  シッポのない単語

  補助語の役わり

  生活に根ざした故事

  龍頭蛇尾ではダメ

 懸羊頭売狗肉

  漢文の桂馬読み

  「犬」「狗」問答

  西洋文法漢文法

  この中に真意あり

  「一・二」と「レ点」の組みあわせ

 虎の威をかるキツネ

  狐假虎威

  われをして……しむ

  返り点は全部卒業

  矛盾(ムジュン)

 人間万事塞翁が馬

  塞翁失馬

  学に富みて愚なるは

  螢雪之功

 未覚池塘春草夢

  再読文字

 江戸乃八百八街

 白髪三千丈

  簡潔

  対偶

  計数

  誇張

  譬喩

  幽黙

  勧戒

  嗟嘆

  否定

  反問

  仮説

 現代に生きる漢文

  簡潔で印象的な文語体

  新聞記事の中の漢文

  公文に用いられる漢文

  手紙に用いられる漢文

 運命の人・蘇曼殊

  「文化人」と漢文

  伝記や辞書文体

 明治という時代

  わずか半世紀の間に

  明治漢詩人たち

 中国人「三島」を歌う

  「三島」は日本の別名だった

  日本を訪れた文学者はすくない

  「日本雑事詩」抄

 儒者の人間像

  本が焼けては生きていられぬ

  わしは東夷の三等聖人じゃ

 日本文学の漢訳

  翻訳王国日本

  岡島冠山という人

  太平記演義

 文字因縁

  一切の法は因縁より

  阿倍仲麻呂李白

  明の太祖と僧絶海

後編

 漢文の起原と性格

  三千年前は当用漢字

  ネ・ウシ・トラの必要性

  漢文はカンで解く文

  中国言語はコマギレ

 主題説明

  日本人の有利な立場

  文の主題説明

  西洋語との比較

  主題語の位置

  説明語は名詞でもよい

 主題補助語・説明補助語

  複合語の限界

  部分は全体からきまる

  語順が逆になった文

  いわゆる目的語補語

  必要以上の分解はムダ

 連結語について

  連結語(connectives)

  前置詞の役わり

  「於」(于)の意味もいろいろ

  動詞前置詞になった

  接続詞の役わり

 表情語について

  表情語(Ejaculatives)

  文中・文頭の助詞

  文末の助詞

 論語読みの論語知らず

  権威に盲従する不見識

  西洋語ではゴマカシがきかぬ

  フォームも大事だ

索引

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。