韻目

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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韻目

いんもく *韻書で、声調も含めて同じ*韻母を持つ(*押韻可能な)文字群を集めて一つの韻を作る。そのうち*韻母も*声母も全く同じである、同音文字の集まりを小韻と呼ぶが、一つの韻の中で、最初の小韻の最初の一字を代表字として、その字を韻の名前として用いた。それが韻目である。後に等韻学によって韻書が整備されてくると、韻目と、韻の最初の一字は一致しなくなる。

参考文献〕『中国文化叢書言語』(昭和四二年 大修館書店) (岡島昭浩

二百六韻平水韻


広  平  広  平  広   平  広   平

   水     水     水      水

韻  韻  韻  韻  韻  韻  韻   韻

東 - 東  董 - 董  送 - 送  屋  - 屋

冬 ┬ 冬  腫 - 腫  宋 ┬ 宋  沃 ┬ 沃

鍾 ┘          用 ┘   燭 ┘

江 - 江  講 - 講  絳 - 絳  覺  - 覺

支 ┬ 支  紙 ┬ 紙  寘 ┬ 寘

脂 ┤    旨 ┤   至 ┤

之 ┘    止 ┘   志 ┘

微 - 微  尾 - 尾  未 - 未

魚 - 魚  語 - 語  御 - 御

虞 ┬ 虞  麌 ┬ 麌  遇 ┬ 遇

模 ┘    姥 ┘   暮 ┘

斉 - 斉  薺 - 薺  霽 ┬ 霽

             祭 ┘

             泰 - 泰

佳 ┬ 佳  蟹 ┬ 蟹  卦 ┬ 卦

皆 ┘    駭 ┘   怪 ┤

            夬 ┘

灰 ┬ 灰  賄 ┬ 賄  隊 ┬ 隊

咍 ┘    海 ┘   代 ┤

            廃 ┘

真 ┬ 真  軫 ┬ 軫  震 ┬ 震   質 ┬質

諄 ┤    準 ┘   〓 ┘    術 ┤

臻 ┘                 櫛 ┘

文 ┬ 文  吻 ┬ 吻  問 ┬ 問   物 ┬物

欣 ┘    隠 ┘    〓 ┘    迄 ┘

元 ┬ 元  阮 ┬ 阮  願 ┬ 願   月 ┬月

魂 ┤    混 ┤    〓 ┤    沒 ┘

痕 ┘    很 ┘    恨 ┘

寒 ┬ 寒  旱 ┬ 旱  翰 ┬ 翰   曷 ┬曷

桓 ┘    緩 ┘    換 ┘    末 ┘

刪 ┬ 刪  澘 ┬ 澘  諌 ┬ 諌   黠 ┬黠

山 ┘    産 ┘    襇 ┘    鎋 ┘

先 ┬ 先  銑 ┬ 銑  霰 ┬ 霰   屑 ┬屑

仙 ┘    獮 ┘    線 ┘    薛 ┘

蕭 ┬ 蕭  篠 ┬ 篠  嘯 ┬ 嘯

宵 ┘    小 ┘    笑 ┘

肴 - 肴  巧 - 巧  效 - 效

豪 - 豪  皓 - 皓  号 - 号

歌 ┬ 歌  哿 ┬ 哿  箇 ┬ 箇

戈 ┘    果 ┘   過 ┘

麻 - 麻  馬 - 馬  禡 - 禡

陽 ┬ 陽  養 ┬ 養  漾 ┬ 漾   藥 ┬藥

唐 ┘    蕩 ┘   宕 ┘    鐸 ┘

庚 ┬ 庚  梗 ┬ 梗  映 ┬ 敬   陌 ┬陌

耕 ┤    耿 ┤   諍 ┤    麦 ┤

清 ┘    静 ┘   勁 ┘    昔 ┘

青 - 青  迥 ┬ 迥  径 ┬ 径   錫 - 錫

蒸 ┬ 蒸  拯 ┤   證 ┤    職 ┬職

登 ┘    等 ┘   嶝 ┘    徳 ┘

尤 ┬ 尤  有 ┬ 有  宥 ┬ 宥

侯 ┤    厚 ┤   候 ┤

幽 ┘    黝 ┘   幼 ┘

侵 - 侵  寝 - 寝  沁 - 沁   緝 - 緝

覃 ┬ 覃  感 ┬ 感  勘 ┬ 勘   合 ┬合

談 ┘    敢 ┘   闞 ┘    盍 ┘

塩 ┬ 塩  琰 ┬ 琰  艶 ┬ 艶   葉 ┬葉

添 ┘    忝 ┤   㮇 ┤    帖 ┘

咸 ┬・咸  儼 ┘   釅 ┘    洽 ・・洽

銜 ・・   豏 ┬ 豏   陥 ┬ 陥   狎 ・・

厳 ・・   檻 ┤   鑑 ┤    業 ・・

凡  ・   范 ┘   梵 ┘    乏  ・

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。