音韻論的完結体

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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音韻論的完結体


音節は相結合して音韻論的完結體を作る。音韻論的完結體とは,或一言語に屬する音韻の一連續(或は音節の一連續と言つてもよい)であつて、その前後に息の切れ目を置いて發音し得るものをいふ(註23)。之を音聲學上の概念たる「氣息集團」に比較すると,「氣息集團」が「前後に息の切れ目を置いて一息に發音される」といふ現實態であるのに對し,音韻論的完結體は「前後に息の切れ目を置いて發音され得る」といふ可能態である。

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