谷沢永一対談集『読書清談』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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谷沢永一対談集『読書清談』

谷沢永一

1984年6月15日

潮出版社

本とつき合う楽しみ まえがきに代えて VS 向井敏

  本の隠し味

  ジャンル信仰の迷妄

  方法信仰の愚


本の選び方、読み方 VS 百目鬼恭三郎 

  今は衝動買いの時代

  権威の落ち文学

  苦労話に弱い選考委

  古典の載らぬ書評

  けなす書評は難しい

  訳が悪くてだいなし

  知識の情報交換なし

  三ページ読んで判断する


文庫文化過去と未来  VS 丸谷才一 39

 私の文庫初体験

 戦中戦後の読書

 江戸の小本の伝統

 文庫の名著主義は作られた伝説

 文庫独自の編集を望む


古典の周辺 VS ドナルド・キーン 55

 ユニークな『日本文学』の発想

 『豊饒の海』と自決と

 連歌俳諧の共同性

 批評の衰え

 子規啄木・谷崎・三島.太宰

 変わり身の早い日本文

 現代に通用する日本文学史を


史記』が語る「男のテーマ」 VS 渡部昇一 95

 『史記』との出会い

 『司馬遷』と『李陵

 漢文教育への感謝

 中里介山大仏次郎の間

 日本人司馬遷像と『李陵

 司馬遷の方法論なき"実証主義"

 "圏外の惑星"中島敦

 司馬遷のルサンチマン

 名文の魅力

 男の人生には"テーマ"がある

 シェークスピアさえ小さく見える

 司馬遷のストイシズム


古典読み方』/『古典に学ぶ』 VS 鈴木治雄 

 乱読を地で行く

 旧制高校のない理由

 学生の持つ使命感

 人間がおもしろい

 知識の泉となる書物

 大学生活字文化

 文学にまさる歴史書

 テレビ文化言葉はない

 矛盾を恐れぬ歴史家

 魅力的な悪者たち

 思想よりも生き方を

 日本文学の表玄関

 翻訳文化大国の日本

日本文学世界文学/エロチシズムの発掘ベスト95 VS 藤本義一 紀田順一郎 風間十郎

 "大腸の大阪人"に書けぬ作品

 女体に入りこむ"まめ男"もの

 エロチックな描写の新鮮さ

 いとこ同士の同じ血を求める愛

 多才な周五郎の作品にも

 「ユリシーズ」の夫人の独白

 最も淫らで最も貞潔な小説

 露骨な女流作家の性描写

 女性的ノゾキの感覚

 濃艶できれいな歌集「秘帳」

 医者の手記から一休まで

 "性のキリスト"のエッセイ

 性教育のためにも古典


本 愛すべし VS 紀田順一郎 

 本との出会いは、女の先生からの啓発

 翻訳物は違和感があるからこそ面白い

 本の文化観は、その発達方向まで左右する

 ルビを復活して言葉を生きものとして考える

 読みたい本がたまってるってのは楽しいことだ


リーダーの読むべき本 総覧 あとがきに代えて

  西欧/東洋/日本古典

  読み始める前の五箇条

  西欧篇

  東洋

  日本


書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。