読売新聞大阪本社『大阪あほ文化学』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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読売新聞大阪本社『大阪あほ文化学』


第一章 すべて値切つてなんぼ

 看板・ネオン

  町は歴史の積み重ね 12

  「オモロイ」は最大のほめ言葉14

  「大阪を代表するもの」 14

 CM

  「やってみなはれ」16

  人間の弱さ、格好悪さも取り込む18

  視点の低さが共感を 19

 オマケ

  「得した」と思わせる

  大人も癒しを求めて

  マンションにもオマケ 25

 サービス

  人間ぼちぼちという関西意識26

  まったく違うスタイル 27

  アホになりきる 29

 値切る

  百戦錬磨の売り手もたじたじ 30

  値切らないという東京流 32

  買い物の達人34

 百貨店

  秀吉家康の美意識の盖 35

  東西のすさまじい対抗意識 38

  「デパ地下」に大阪の町を凝縮 39


第二章 「タコ」をこよなく愛す

 出汁

  「こんな薄味が食えるか」 42

  味の道の分かれ目43

  関西風への傾倒黼

 タコ

  「土用のタコは親にも食わすな」46

  「タコ食関西起源説」 49

  「人とタコの共和国」 50

 ソース

  あちらは醤油、こちらはソース

  天ぷらにも卵焼きにもソースり‥

  「関西はソースにあり」54

 鍋

  フグは大阪が本流56

  「土鍋幸福論」58

  一つ鍋をみんなでつつく60

 寿司

  寿司は「江戸前」62

  回転寿司は大阪生まれ

  「世界の回転寿司」へ

 立ち飲み

  「ダークしょうか」66

  店全体が相席68

  「相互おせっかい主義」

 おでん

  庶民の喜び、悲しみの味

  関東煮と関西おでん 72

  練り物と煮込み物74

 家庭料理

  牛肉志向と豚肉志向75

  風土の違いが味つけに差を77

  朝食には温かいご飯とみそ汁78

 お品書き

  「キツネとタヌキ」80

  「ぜんざいとしるこ」81

  遊び心を大切にする関西気暫]83


第三章 漫才落語はオモロイモン勝ち

 落語

  「違うもんでんなあ」86

  東京の人情話、大阪滑稽

  大阪はヤジ、東京はシーン

 歌

  大阪の有線から全国に火を

  売れている曲より、売れそうな曲

  ヘンなヤツを個性として認める 93

 将棋

  さかた さんきち  せきね きんじ ろう

  坂田三吉と関根金次郎95

  理論将棋が進んだ分、没個性に

  関西将棋復権のカギ 99

 冒険

  未知世界を探検した冒険野郎100

  「だから登るんだ」 101

  規則にとらわれない自由さ

 「第九」

  「聴く」から「歌う」へ

  ”雷親父”にしごかれた

  「第九」は忠臣蔵7

 幽霊・お化け

  素直に「怖い」といわない大阪109

  東京より理屈っぽい m

  東の有鬼論、西の無鬼論112


第四章 「トラ」はあほの象徴

 高校野球

  いざ、甲子園へ116

  野球害毒論を斬る!・118

  勝ち拔くのは至難の業

 応援

  阪神ファン抜きには語れない

  巨人応援団の整然さ

  絶叫、温もりのヤジ

 水泳

  ニッポン水泳の牙城127

  指導者の圈が厚い 129

  水質悪化の問題事

 「女性時代

  関西女性イメージ

  「血と涙、根性」 133

  「主人」といわず「連れ合い」136

 スポーツメーカー

  一流選手を使って宣伝効果を 137

  「ええもん、つくんなはれ」 139

  商売の原点 141


第五章 ルール嫌いの大阪人気質

 歩く

  秩序感覚144

  大阪は右、東京は左 145

  「いらち」という活気 147

 乗車マナー

  「並ぶ」という言葉はなし148

  大阪は「お願い」「呼びかけ調」

  東京は周囲を気にする 152

 駐車

  「みーんな止めてるやないの」

  違法駐車の実態156

  二重駐車は東京でも158

 私鉄

  関東にない関西商人の思想

  大きなお世話161

  乗客のマナーが問題162

 地下街

  「大阪の下の大阪」164

  地下街の魅力とは?166

  地上の世界に活気と潤いを

 タワー

  こてこて文化シンボル

  「なんか元気が出てきた」

  「景観論争」172

 建築

  東京以上の高層ビル密集地

  歴史の重み175

  「オモロイモノが好き」

 アメ村

  活気と猥雑さ178

  「ええもんなら買うたる」

  ″アメ村スピリッツ″

 銅像

  東京三大銅像心

  身近な忠犬と獅子

  甲子園球場の「猛虎像」186

 散髪屋

  サロンの役割を期待

  まったりとした切れ味189

  「直ばさみ」は大阪から 190


第六章 東の「イキ」、西の「スイ」

 大阪弁

  「ネオ方言時代

  生きた会話195

  会話が弾む196

 粋(イキとスイ)

  「すぐれたもの、格好いいもの」

  ムダがない、柔らかい 200

  まったく違う着物の好み

 見栄

  食べる楽しみ 203

  みんなに見せまんねん 204

  体裁をつくろいたい 205

 えべっさん

  商売の神エビス様208

  もっとも庶民に近い神209

  懐の深さ、おおらかさ 21

 寄付

  天守閣の復興212

  「生き金」を使うこと

  寄付精神の真価216

 色彩

  赤、黒、白218

  大阪のビルは元禄の色

  東西の美しい色221


※本書は読売新聞大阪本社版の夕刊に、二〇〇一年一月から二〇〇三年三月まで百十二回連載された「関西おもしろ文化考」より、大阪の話を中心に四十二回分を編集構成したものです。

書籍からの画像で注記のないものは、著者の著作権が切れ、刊行後五十年以上経っているものである筈です。