語學自在

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
「検索」ボタンを活用して下さい。 岡島昭浩がやっております。 一部、JSPSの15H01883,18520354などの恩恵を受けております。

語學自在

権田直助

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/syomokukaidai/ka/kaidai_ka099.html

語學自在 ごがくじざい 語學書 三卷

著者權田直助

成立・刊行】明治十八年十二月成る。後、井上頼圀逸見仲三郎寫本校合し、「續史籍集覽?」に收めて、同二十七年刊行。

【内容】本書は、文法を獨學せんとする者のために編んだもので、最初に文法研究史の概要を述べ、次に、體言用言助辭の大綱を説き、「詞の轉用」(活用)「詞と辭との辨別」「係り結び」五十連音并六種の活の圖」「延語圖」「約語圖」「略語圖」「自他語格捷見圖」「てには用格捷見圖」「習語格法」を説き、、下卷は專ら「語格」を説き、「古今集」の序詞、「竹取物語」「伊勢物語「土佐日記」平家物語」「論語」等から文を引いてその語格を註してゐる。

【價値】本書は、從來の諸説を精密に比較研究した結果に依るもので、特に卓見と稱する程のものはないが、穩健であり確實である。 〔龜田〕

http://blog.livedoor.jp/bunkengaku/archives/25228579.html

語學自在 二巻二冊

 明治十八年權田直助著。明治廿七年刊(續史籍集覧?所収)「玉緒?」「八衢」以下の諸書を精密に比較研究した結果を以つて、文法を獨學せんとする者の爲に懇切丁寧にこれを説明したものである。先づ眞淵の「語意考」は語法に關する書として最初に出たものであると云って以下「装抄?」「挿頭抄」その他について文法研究史の概要を述べて次に體言用言助辭の大綱を記し、又「詞の轉用?」「詞と辭との辨別」「係り結び」「五十連音並六種の活の圖」その他について論じてゐる。而して下卷には專ら「語格」について説いてゐる。今それ等の所説を見るに特に卓見と云ふべきものはないが穏健にして確實な點はこの時代の著として優れてゐると言はねばならぬ。

亀田次郎国語学書目解題」)

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1259218/239

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。