華音韻鏡

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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華音韻鏡

著者の名も刊行年月も記してない。但し、書中に「【文化開刊】華音諳誦名目」(變な所に年號を書いたものであるが)といふものが収められてゐる。版元江戸鶴屋喜右衛門、京都出雲寺文治郎、大阪秋田屋太右衛門、名古屋皓月堂與助の四軒である。別に【日本開譯】切韻精微といふ本がある。内題は【文化開譯】切韻精微。出雲松江星野元令の著で、文化庚午(七年)發梓とあるのに、著者の自序・自跋は翌文化八年辛未)に書かれてゐる。版元京都出雲寺文治郎、江戸鶴屋喜右衛門、大阪秋田屋太右衛門、雲州新屋安右衛門の四軒である。この兩者は、所説並に體裁共に類似の點が多く、版元も三軒まで共通になつてゐるから、或は姉妹篇として同一の著者によつて書かれたものではないかと思はれる。

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。