石山茂利夫『日本語 矯めつ眇めつ』

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石山茂利夫『日本語 矯めつ眇めつ』

石山茂利夫日本語 矯《た》めつ眇《すが》めつ いまどきの辞書14種のことば探検』徳間書店

第1刷  1990年5月31日

ISBN:4195542464


     はじめに

第一章 秋の空は「男心」か、「女心」か

     幕開き「日本語論争」 〈幕開け・極め付け……〉

     日本語にも女性時代の波

     「違和感」と「異和感」

     「全然悪い」は全然悪くない?

第二章 「耳触り」は耳障りな言葉?

     言葉は時に、人を「断定魔」にする

     漱石が使った「耳障り」

     もう一つの広辞苑物語

     「あっけらかん」にみる辞書成長史

     縞の財布が空となる

第三章 辞書は「鏡」、それとも「鑑」

     ぼかし言葉・ごまかし言葉 〈仕事・お知らせ・とか……〉

     辞書編者の社会性

     "れる"語「着れる」認知説への疑問

     "れる"語にみる辞書の性格

     鏡派の辞書と鑑派の辞書

     辞書編者の言語感覚

第四章 いまどきの辞書

     「上意下達」の読み方

     気になる「一族郎党」の扱い

     「予備軍」に備えなし

     いまどきの「いまどき」誕生物語

     「賞がない」になるのも仕様がない

     「しようがない」をどう引くか

第五章 誤読代用漢字・隠れ当て字

     誤読が幅をきかせる言葉 〈幕間・消耗……〉

     三通りに分かれる「そうさつ(相殺)」の評価

     編者が誤読を認めるとき 〈げんし?げんしち・げんち(言質)……〉

     「かんのう(堪能)」をはずした辞書

     代用漢字「慰謝料」をめぐる混線模様

     定着してしまった隠れ当て字

第六章 けじめなき時代の「けじめ」

     「たにんごと」は他人事じゃない

     辞書編者の執念

     「けじめ」ラッシュ

     新聞縮刷版に見る「けじめ」史

     「けじめ」は現代政治のキーワード

     「まつわる」にまつわる話 飢

     「まとわりつく」桀記蛎

     辞書は「辞引」がお嫌い? 

装幀/川畑博昭

装画/中村久子

挿絵/杉本 征

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。