白上謙一『ほんの話』

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白上謙一『ほんの話』

白上謙一

『ほんの話』

教養文庫

p.67 「点と線」、(中略)これは日本の大陸政策を評する語であった。(中略)この評言はどこか外国の新聞記者が作った言葉らしい。

p.145 東京文化といったようなものはきわめて底が浅いので(例えば東京ことばの語イを考えてみてもそれが分る)、

p.146 「昔はイキなモンでゲーシタ」という江戸趣味

p.155 「校正恐るべし」という言葉がある。(中略)この語をはじめて使ったのは和田垣謙三博士ではないかと思うが、どうであろうか(『兎糞録』)。

p.196 『ドグラ・マグラ』というのは九州の方言でそのような混乱状態を示すのだ相だが、濁音ラ行が組み合され、ゴジラとかギララ、ガメラとか、怪獣の名にふさわしい不気味なひびきをもった言葉である。

p.241 軍隊においては「知りません」という表現が許されず「忘れました」と云えといわれる習俗があったが、それに対する大西巨人氏の分析は見事である。

p.259 「昭和元禄」という言葉は現大蔵大臣の福田さんの造語だという話だが本当であろうか。近一九六〇年の「アサヒ・ソノラマ」の一月号で三島由起夫氏がこの語をつかっている。

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。