田舎老人多田爺

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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田舎老人多田爺

田舎老人多田爺 戯作者本名多田屋利兵衛【生歿】未詳、明和頃の人【閲歴】洒落本遊子方言」(別項)の作者、その序文にこの戯作名を署してゐる。多田爺はたゞの老爺に屋號の多田を搦ませたもの、田舎老人は江戸の遊里生活描寫の洒落本に對する輕い皮肉の戯れである。この作者が多田栄利兵衛であることは、大田南畝の「麓の塵?」による。平秩東作の「莘夜茗談」(別項)には「丹波屋利兵衛」とある。利兵衛は「遊子方言」を著はして書肆須原屋に刊行させ、その後版木を譲り受け、自家の名によって刊行した。更に洒落本専門の出版業を営み、江戸堀江町四丁目に居住した。        〔山口〕

http://blog.livedoor.jp/bunkengaku/archives/26618416.html

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丹波屋理兵衛



PDD図書館獨澄旻さん)の人名辞典に項目あり。
http://www.cnet-ta.ne.jp/p/pddlib/biography/frame.htm

書籍からの画像で注記のないものは、著者の著作権が切れ、刊行後五十年以上経っているものである筈です。