田島優『近代漢字表記語の研究』

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田島優『近代漢字表記語の研究』

田島優(1998)『近代 漢字 表記語の研究』和泉書院

序章 漢字表記語研究の目的と方法


第一章 振り仮名漢字表記

 緒言

 第一節 振り仮名漢字表記との関係--『怪談牡丹燈籠』を資料として--

 第二節 字音語振り仮名と音の対応しない漢字表記--『怪談牡丹燈籠』を資料として--

 第三節 和語漢字表記との対応関係--『坊っちゃん』を資料として--


第二章 意味表記役割

 第一節 [とけい]の漢字表記をめぐって

 第二節 『 新説八十日間世界一周』における[とけい]の漢字表記

 第三節 意味表記から字音表記

 第四節 意味分化に伴う漢字表記の問題


第三章 表記をめぐる葛藤

 第一節 「不便」考--同表記衝突--

 第二節 『大鏡』の「不便」・「ふひん」--古本系を中心として--

 第三節 和製漢語化に伴う和語漢字表記への影響--「目標」から「目印」ヘ--

 第四節 外来語から漢語ヘ--漢字表記役割と影響--

 第五節 漢字表記「堪能」による同音


第四章 同義異表記の変容

 緒言

 第一節 「政事」と「政治」--『政治小説雪中梅』の初版と訂正増補版を資料として--

 第二節 「気象」と「気性」--同義から異義へ--

 第三節 字順の相反する二字漢語

 第四節 『 新説八十日間世界一周』における字順の相反する二字漢語


第五章 音の交替と漢字表記

 第一節 明治二〇年前後の音の動き--『政治小説雪中梅』の初版と訂正増補版を資料として--

 第二節 音の交替と複数表記--『新説八十日間世界一周』を資料として--

 第三節 音の変化意味漢字表記

 第四節 〔昵懇(じっこん)〕の生成と類音牽引


終章 実態から意識へ

 第一節 あて字誤字規範表記--あて字誤字の境界--

 第二節 語の成立・存立における漢字表記の影響力

 第三節 江戸中期における漢語表記の安定度--表記意識資料としての『志不可起』--

 引用書目

 あとがき

 索引

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。