牧野恭仁雄『子供の名前が危ない』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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牧野恭仁雄『子供の名前が危ない』

牧野恭仁雄

『子供の名前が危ない』ベスト新書

2012.1.20

#名づけ

子供の名前が危ない (ベスト新書)

子供の名前が危ない (ベスト新書)


あなたはこの名前を読めますか

はじめに


第1章 めずらしい名前など、めずらしくない

 入学式の名簿が大惨事

 珍奇ネームか否かの分かれ目

 親も気づかないうっかりミス

 珍奇ネームの17つの種類

 グレーゾーンの名前

 つのる批判、反対意見

 ダメだこりゃ


第2章 名前は子供の人生を決めるのか

 珍奇ネームの被害者たち

 小児科医と教師の証言

 つけられた本人が一番迷惑

 就職や結婚でハンディ

 ついに殺人事件まで

 後悔して苦しんでいる親たち

 改名の方法


第3章 名前で見る日本の世相

 勝てない戦争をしていたときの名づけ

 「飢え」の国に特徴的な名前

 昔の女性に求められていたもの

 医者がいなかったころの名前

 流行の名と欠乏感

 名前から少子化の傾向がわかる

 お金と愛の逆比例

 「子」のつく名前の不思議な歴史

 名前の種類が爆発的に増えたわけ

 今、私たちが飢えているもの

 大の字と優の字の人気のワケ

 心の字はなぜ 多く使われる


第4章 奇抜な名を生む深層心理

 子供の人格形成で最も重要なもの

 赤ちゃんが苦しんだ特異な例

 無意識下でおきていること

 「ラケット」とは何か

 「名前負け」はなぜおこるのか

 寅さんの悲しい歴史

 危険な名づけ

 口を閉ざす親たち

 「カッコいい」に隠された深層心理

 代償行為としての名づけ

 珍奇ネームをつける親たちの共通点

 珍奇ネームの子は短命?

 なぜ芸能人の子の名は奇抜なのか

 私も珍奇ネームです

 ありのままの自分を肯定するということ


第5章 無力感はなぜ「自由」を叫ぶか

 名前読み方は自由なのか

 日本文化の破壊行為

 珍奇ネームの議員の訴え

 気ままに決められる制限漢字

 大量の追加の裏でおきたこと

 自由の主張が社会を悪くする

 気持ち悪い名前

 自由と安全は両立しない


第6章 名前にまつわる数奇な運命

 悪魔くん事件とは何だったのか

 お粗末な審判

 神戸の少年Aはどのように名づけられたか

 無意識の世界で伝えられた「疎外感」


第7章 珍奇ネームは私たちへの警告である

 なぜ無力感、欠乏感が広がっているのか

 細かく準備される時代

 名づけに干渉する人たち

 ムダの大切さ

 問いを学ぶとは?

 ひとことの質問で「漢字」がつかめた

 協調性と個性の狭間で

 珍奇ネームが減っていくとき


第8章 正しい名づけの方法

 占い師ではありません

 名づけの7つの方法

 ①好きな漢字から作る

 ②好きな呼び名から作る

 ③自然のイメージから作る

 ④何かを記念する

 ⑤文字数から決める

 ⑥姓名判断で決める

 姓名判断に根拠はあるか

 ⑦本人への要望を名前にする


おわりに

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。