片塩二朗『活字に憑かれた男たち』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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片塩二朗『活字に憑かれた男たち』

片塩二朗

活字に憑かれた男たち』

朗文堂

ISBN:4947613483

まえがきにかえて


変体活字廃棄運動と志茂太郎

 戦争協力の美名と印刷活字の処分

 黄金の昭和初期、そして戦火のなかに消えた書物

 水面下でおこなわれた活字を襲った暴挙

 活字文化の復活をめざすみち

 戦後の金属活字?とは


津田伊三郎?と宋朝体?・正楷書体活字の移入

 活字をもとめて

 上海からきた宋朝体

 ふたつの宋朝体の誕生


神を創った活字研究者・三谷幸吉?

 貧乏をおそれないのんき者

 本木神話の原形

 三谷がのこした書物

 本木昌造鋳造活字始祖説の形成

 編者曰くと補遺

 わが国の印刷術開拓者たちの以上総代


最末期のパンチカッター・安藤末松

 関東大地震から落日の築地活版

 インチキ活字など彫れるか……技術の端境期のひと

 消えていった戦時中?活字

 敗戦、復興の槌音のなかでの伝統技術者


嘉瑞工房三代記

 波紋をよんだロンドンからの一通の手紙

 井上嘉瑞?活字とのこした書物

 謎の解明がまたれる欧文印翩研究会と東方社

 明治神宮?の地下に印刷の秘密工場を

 嘉瑞工房の再建と継承

 ゆるされた入門

 焼け野原からの再興

 工房第四期始動へ

 金曜サロン

 次代へむけて


マーダシュタイク父子とボドニ、そして明朝体

 書籍形成法《タイポグラフィ》の王者・王者の書籍形成家《タイポグラファ》、ボドニ

 廃虚だったスタンペリァ・リアーレ・

 日本のボドニ活字、はるかなる活字の旅路

 モダン・ローマン体とモダン・チャイナ体としての明朝体

 ルネサンス期の古典書体の発掘への進歩

 非凡なる二代目印刷者マルチーノ・マーダシュタイク

 プライベート・プレス神話の形成

 グラフィックデザインとエディトリアルデザイン

 バルドネガ・エステティック・ラインの試み

 各社ではじまった電子活字?の改刻作業


石原忍のあたらしい文字の会

 近視?読書

 ながい歴史をもつ国語漢字改革運動

 石原カナ文字?の誕生

 あたらしい文字とあたらしい文字の会-


それでも活字はのこった 森川龍文堂?と森川健市?

 本木昌造の系譜をひく、誇りたかい金属活字鋳造所

 あいつぐ書体開発と見本帳の発行

 執念の龍宋体?の開発

 新聞ルビつき偏平明朝体の開発と廃止

 二冊の『国訳孝経・父母恩重経』にみる龍宋体

 甦った森川龍文堂活字

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。