清水幾太郎『愛國心』

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清水幾太郎『愛國心』

清水幾太郎

『愛國心』岩波新書

昭和25年3月10日 第1刷発行



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一 問題としての愛國心

 感情的價値を持つ言葉

 後味が悪い

 友人たちの感想

 國民的心理

 昂奮と困惑

二 愛國心とは何か

(1)愛情と奉仕

 假の定義

 故郷の山川

 三つの要點

 田園風物詩か

 自國の武力・正義・使命

 フィヒテの友人の話

(2)國家の特徴

 集團の必要

 國家は巨大である

 國家内の諸集團

 運命としての國家

 戰ふ集團

 愛國心と戰爭

(3)最高の奉仕

 自然的愛情と最高の奉仕

 イエスの言葉

 教育と愛國心

三 愛國心の歴史

(1)エスノセントリズム

 未開社會の場合

 内部的集團と外部的集團

 恐怖の哲學

 民族中心思想

 注意すべき三點

 原始的集團への憧れ

 人間の原始的非合理性

 埋没への一欲求

(2) 古代と中世

 ポリスへの愛情と奉仕

 聖なる祖國

 開心と愛情は小集團へ

 中世は空白の頁か

 まどろむ民族

(3) 近代の愛國心

 狭義の愛國心

 民族の定義

 民族の多義性

 皮膚としての政治的統一

 近代史の特徴

 商品生産

 國王の權力

 内職の禁止

 國語成立

 カトリック教會の分裂

四 愛國心と民主主義

(1)租國の祭壇

 神としての祖國

 儀式の意味

 國旗・國歌・行事

 革命時代のフランス

 ジャーナリズムの發逹

 見果てぬ夢

 民主主義の發展

 國家は吾がものとなる

 愛國者といふ言葉

(2) 仲間への愛情と寛容

 諸要素の比重

 國家のサーヴィス

 國家と國王との分裂

 仲間への愛情と奉仕

 反對派の愛國心

 寛容の精神

 経験の尊重

 女神の行進ではない

 不滿足の愛國心

(3) 個人と民族と世界

 個人の實現

 目覺めた意識

 人間性の理解

 世界の實現

 コスモポリタニズム

 俗物を越えて

五 愛図心の呪詛

(1)日本人の愛國心

 陰鬱な温室

 天皇崇拝

 非寛容

 孤忠と暴力

 神の子

 ラッパの音

 悪魔と戰ふ苦行者

 神道

 個人の缺如

 世界の缺如

 合理化されぬ愛國心

(2) 對外的イントレランス

 トルストイの非難

 獨立すれば進出する

 膨張の道

 國家的利益と國家的恐怖

 愛國心の責任

 有色人種

 相談づくと腕づく

 祖國の崩壊

 亡命者

(3) 對内的イントレランス

 浄化作用

 國内の非寛容

 猜疑の雲

 獅子身中の蟲

 敵は何處にもゐる

六 新しい展望

(1)文脈の變化

 二つの變化

 擴大の傾向

 流れに浮ぶ結晶

 現代の戰爭能力

 手段に追ひ越された戦争

 火星入の襲來

 方法としての平和

 岐路に立つ人類

 アメリカとロシア

(2)愛國者の條件

 愛國者の條件

 同胞への愛情

 寛容の態度

 戦争との絶縁

 社會の擴大

 身邊の小問題



ISBN:4062526085

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