江口泰生『ロシア資料の形態音韻諭的研究』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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江口泰生『ロシア資料の形態音韻諭的研究』

江口泰生

岡山大学文学部研究叢書24

2002年12月発行


はじめに

序 方言資料日本語史意味1

本論 ロシア資料形態音韻論的研究

1部 ロシア資料資料

 §1 ロシア資料沿革 25

 §2 研究史補遺 37

   1 八杉貞利の事績

   2 村山七郎の研究

 §3表記論 45

   1 研究史承前

   2 ピッチとストレス

   3 表記の創出

   4 音声表記音韻表記の観齪

 §4 「外国資料」としての『露日単語集』『日本語会話入門』 58

  1 外国資料の陥穽

  2 正書法的区別  Ⅱ/宜/1の場合

  3 『露日単語集』の表記

  4 『露日単語集』と『日本語会話入門』のB/w表記

  5 「外国資料」とロシア資料

 §5 「外国資料」としての『友好会話手本集』 74


 『友好会話手本集』梗概

 コメニウスとの接点

 草稿本から清書本へ

外国資料」としての『世界図絵』 84

露日対訳『世界図絵』の底本

体裁

 ロシァ文字及び補助記号

 日本語訳について

 片仮名化の方針

 漢字仮名交じり文の方針

 推敲

『簡単な報告』中の日本語 121

 「簡単な報告」とその問題点

 地名の特異点

 ロシアにおける日本地図

 日本語の方処的性格

 日本語話者の問題

ロシア資料形態音韻論

母音脱落無声化と境界表示 138

 無声化語末母音脱落

 母音表記の類型

 硬音符号による母音表記

 18世紀薩隅方言における母音無声化

 個々の用例解釈

 母音脱落無声化とその機能役割

助詞ノの擁音化 163

 撥音化とその条件

 『新スラヴ・日本語辞典』の擁音化と敬意表現

 現代九州方言における撥音

-

 4撥音化とその意味

§3助詞の融合と文節形成 183

 1交替現象としての融合

 2助詞ハの融合

 3助詞ハの融合の例外

 4助詞ヲの非融合

 5助詞二の口母音化及び融合

 6助詞ニの口母音

 7音韻条件と形態音韻規則

§4促音と撲音の音価 209

  1 イクタンマナ イゴク

 2母音の無声化促音表記

 318世紀初頭薩隅方言の擁音

 4撲音の音価逆行同化

§5 ロシア資料エ列音 223

  1二種類のエ列

 2 エ列の使い分けとロシア語正書法

 3 エ列音分析

 4 アイ連母音エ列化と母音体系

§6 アイ連母音エ列化と語種類別 237

  1扱う現象と問題点

  2語種音韻偏在

  3開合の合流との違い

  4語種分別の要素リスト

  5母音体系への割り込み

  6 エ列化の意味

§7語幹保持の諸相 252

  1音配列上のアウ型動詞

   2先行説

   3語幹保持の要素

   4 ロシア資料のアウ型動詞

 §818世紀初頭薩隅方言形態音韻論 271

参考文献 282

あとがき

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。