![]() ![]() ![]() ![]() |
![]() |
|
![]() |
||
![]() |
中公新書1502
第一章 書紀研究論
第一節 森への誘い
森と林
森の探険
探険の案内
歴史と史料
第二節 書紀概説
書名と構成
記載の方式
中世までの研究と古写本
懐疑精神と合理主義
意と言と事
各種区分論の先後
使用語句の偏在
仮名字種による区分の追求
分注の偏在と本注論
語法分析による区分論
語法分析の問題点
森の入口
森の中へ!
旅路の回想
八十八音の書き分け
パンチカード
奇シクメデタキワザナリ
突破口
韻類と列音との対応
声類と行音との対応
アクセントの反映
例外の解釈
音価推定
復元音で詠む『万葉集』
気息音の識別能力
水はミツか
訓注区分論
花樹の林とのつながり
第一節 倭習の指摘
森の南半部へ!
『書紀集解』の功績
倭習の摘出
津田左右吉の指摘
第二節 誤用と奇用
倭習の実態
倭習の分類
検討すべき倭習
「有」字の誤用
「者」字の誤用
「所」字の誤用
誤用発生の理由と分布
語順の誤り
否定詞の位置の誤り
「則」字の贅用と倭文脈
接続詞の分布
第五節 異例発生の理由
「伊吉連博徳書」
博徳書の倭習
潤色の誤り
後人の加筆
準引用文
巻二一「崇峻紀」の帰属
森の南半部の整理
第三次の探険
妻は妹に非ず
兄と妹
「神代紀」の一書
一書の文体
「綏靖紀」の文体
「憲法十七条」
「不」と「勿」の混用
「亦」・「少」・「所以」
「之」字の倭習
語順の誤り
憲法は太子の真作か
譲歩の誤用
「縦」の使用状況
誤用発生の経緯
α群内の分担
巻三〇の特異性
上代人の文筆能力
「治天下」と「御宇」
結論-探険を終えて
各巻の表記の性格
各巻の成立過程
結語
あとがき