梅崎春生「幻化」

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
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梅崎春生「幻化」

梅崎春生

九州弁小説

 抑揚訛りめいたものがあるが、一応標準語であった。


 ちゃんとした標準語で答える。こちらの言葉理解し、きちんと返事が出来るのだ。ふたたび若者同士の会話になると、鴃舌?のたぐいに戻る。五郎は疎外感を感じながら思う。


「いや。何でもないんだ。おれの|故郷《くに》の方言だよ」

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。