杉本つとむ『蘭語学とその周辺』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
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杉本つとむ『蘭語学とその周辺』

杉本つとむ

昭和56年11月1日/発行

桜楓社

一、 蘭語学と〈博言学〉の萌芽 罷鼻尓の塔と世界の言語

   蘭学者バベルの塔         1

   世界の言語への関心         8

   博言学の萌芽           14


二 新井白石とその〈蘭語〉学習…………………………………………23

     白石蘭学を再評価する

   南蛮阿蘭陀語の時代         23

   文体こそ批判の要          31


三 前野蘭化思思未通』の小察……………………………37

              蘭化通詞批判は正しいかi

   蘭化西善三郎           37

   記述の形式と批判          41

   蘭化とP.マーリンの辞書      50

   〈至鈍至愚〉の訳           54

   蘭化とその訳文           57

   蘭化語学力            61


四 山路之徽『和蘭緒言』の一考察…………………………………………65

      蘭語学史上の新資料

   編者と楽山・忠恭          65

   酒井忠恭蘭学           72

   成立と目的            75

   構成と内容            79



五 宇田川榕庵『蘭訳弁髦』の考察…………………………………………85

      江戸での最初の蘭語文法書

   成立と内容            85

   記述の体裁と漢文法        95

   文法説明と刑語    

   蘭語認識と蘭文解釈      

   〈人ヲ称スル詞〉の考察     

   訳語訳文の検討         


六 芝蘭堂蔵版『蘭学佩觿』の小察 付『蘭字醸音鑑』の翻刻

   成立の事情

   『蘭学佩觿』の内容

   『蘭字醸音鑑』との関係

   蘭字醸音鑑附説           


七 宇田川榕庵『孔保知文』の考察 日本最初の西洋手紙文の書き方

   内容と成立

   冒頭・書簡用語など         

   具体的書式解説          


八 高野長英『繙巻得師』小考   長崎での蘭語学習の実態

   蘭語学習と蘭文典成立

   構成と品詞撕説           

   〈性言〉の考察

   格と数と法 

    文法術語比較一覧          


九 高橋景保編『亜欧語鼎』の小察       アジア・ヨーロッパ語対訳辞典

   辞典編集の状況と条件

   辞典の構成・内容          

   近代語史と漢語語彙

   景保と助力者            


十 蘭語学点滴

   I 『解体新書』以前

    『解体新書』以前

    世奴と医術用語       

    長崎通詞語学       

   II 新蘭学事始序説

    事始はじしが正しい

    定着している虚像          

    宇田川と蘭語学

    大槻玄幹緒方洪庵         

    江戸蘭語学と新資料

    山路之徽蘭語学習         

    江戸最初の蘭語入門書        

    蘭学者生没年一覧

    蘭語学者の略系譜 


あとがき                        

索引

『杉本つとむ日本語講座』?

書籍からの画像で注記のないものは、著者の著作権が切れ、刊行後五十年以上経っているものである筈です。