杉本つとむ『江戸の言語学者たち』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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杉本つとむ『江戸の言語学者たち』

杉本つとむ(1987)

江戸言語学者たち』

雄山閣

  まえがき

  凡例

  方法の精神を学ぶ 九

  研究の原点をさぐる =


第I章 古典研究と歴史的仮名遣いの発見-僧契沖上代語の研究1…

  契沖以前と契沖時代 

  古典研究と定家仮名遣の批判 

  『和字正濫鈔』の成立と方法 四〇

  語義解釈とその方法 五一

  語源解釈とその方法 五六

  民俗と本草の学 

  仮名遣い論争 


第II章 日本語言語文化の探究 新井白石語源の研究

  百年の論定を期す 七六

  語源研究と『東雅』の成立 八三

  『東雅』の言語観語源研究法 九五

  語源研究への批判と方法 一〇五

  言語史的変遷文化 一一八

  語源解釈の各論 一二八

  仮名遣い語源解釈 一三八

  漢字研究の金字塔


第III章 古文辞学派と言語の学習。研究-荻生徂徠中国語の新学習法-

  幼時の体験と上総流寓 一四九

  『訳文筌蹄』と崎陽ノ学 一五六

  漢文訓読法への批判 一五八

  徂徠唐通事黄檗僧 一六二

  訳社の結成と音韻研究 一七〇

  『訳文筌蹄』と言語研究 一七五

  『南留別志』と語源解 一八二

  徂徠学の源流と発展 一九

第IV章 日本語の構造と分類の研究-富士谷成章日本語宇宙

  言霊日本語の構造 一九

  日本語史的変遷 二〇二

  歌語の分類と術語設定 二〇八

  日本語の心をさぐる 二一八

  〈よそひ・かざし〉の世界 

  〈あゆひ〉の心を解く 二四四

  徂徠への批判 


第V章 詞の玉緒学派と古典語の研究-本居宣長係り結びの法則

  古今独歩の研究 二六八

  てにをはと三条の大綱 二七三

 『詞瓊綸』の執筆意図 二八〇

  術語とその定義

  宣長文献批判

  皇国語音・外国語音の考察 三〇三

  活用研究とその展開 三一二


第VI章 詞の八衢学派と活用研究 本居春庭と段・自他の探究

  父の研究を継ぐ 三一九

  江戸時代と盲目の学者たち 三二四

  詞の八衢と活詞 三二八

  活用意味図表の作成 三三四

  詞の通路と自・他の論 三四七

  春庭以後の学界 三六一


第VII章 和蘭語の学習と世界の言語 前野良沢博言学の萌芽

  蚊脚蟹行文字長崎遊学 三六六

  蘭化訳文式 三七六

  世界語への開眼と探究 三八七

  良沢以後の蘭学

  『和蘭点例考』と句読の論 三九四

  句読法記号と西欧の論理 

  異言と翻訳文化の空間


第VIII章 異文化の摂取と比較言語論 中野柳圃と蘭語学の建設

  学究派の長崎通詞 四三一

  柳圃の学問と語学 四三六

  品詞論と文章論 四四一

  日蘭比較表現文法 四五二

  科学的音声考察 四六三

  柳圃学とその展開 四七五


  主な言語学者と関係者の生没年一覧 四八八

  参考文献 四八九

  あとがき 四九一

  索引 巻末

書籍からの画像で注記のないものは、著者の著作権が切れ、刊行後五十年以上経っているものである筈です。