散文詩

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散文詩

散文詩 文学 自由詩の一種で散文形式によって表現されている詩。形式的には散文と区別がないが、小説随筆などとは異なり、内容的に詩としての本質を感得させるところに散文詩の存在価値が認められる。作者の内的経験を鋭く個性的に表現した詩的散文とも考えられる。口語詩が行われるようになってから、岩野泡鳴によって唱えられた名称であるが、泡鳴の場合には、散文調子で行分けをして書いただけのものであって、昭和初旗の『詩と詩論』を中心とした詩派(春山行夫三好達治菱山修三など)によって発表された散文詩とは趣をやや異にしている。この一派の散文詩は、詩としての本質を感じさせ、日本の詩壇に新風を樹立した。↓自由詩口語詩。    〔鳥山榛名

 〔参考〕 『近代詩吉田精一。『近代詩鑑賞』同上。『明治大正詩史』日夏耿之介。『現代日本詩人全集』(創元社)

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