押韻

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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押韻

韻を踏むこと

おういん 漢詩や賦など韻文と呼ばれるものにおいて、句末(あるいは句末の助字の前)に、同じあるいは類似の*韻母を持つ文字を揃えて用いること。韻をふむ、という。古くは当時の音に基づいて押韻したが、唐代以降、今体詩は*韻書にしたがって、定められた場所で押韻せねばならなくなった。しかし唐代でも古体詩は官撰の韻書にとらわれずに押韻したし、後に発達した詞や曲などでは、当時の音に基づいた自由な押韻もなされ、更に新しい韻書が編まれたりもした。これら韻文の、どれが*韻字かは、その韻文の作られた当時の音韻状態や、使われていた韻書等を考慮に入れて認定しなければならない。また『詩経』等、上古押韻は、当時の韻書がないので、音韻体系を知る資料となる。 

参考文献〕○王力漢語詩律学』(一九五八年 〈中国〉新知識出版社)〇小川環樹唐詩概説』(昭和三三年 岩波書店) (岡島昭浩

韻脚通韻


書名

急閑

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/a/kokusyo_a042.html

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/syomokukaidai/hoi/kaidai_hoi001.html

岩波日本古典文学大辞典 安田章

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