平山輝男『日本の方言』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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平山輝男『日本の方言』

講談社現代新書160、昭和43.9.16

平山輝男

はじめに 3

方言共通語 15

 方言とは何か

  俚言

  誰もが方言を身につけている

 共通語とは何か

  誰とでも話せるために

  東京方言共通語とは別のもの

  標準語は理想のことば

 方言の歴史

  万葉集東歌防人歌の教えるもの

  いやしめられた東部方言

  現代方言境界線

 共通語の歴史

  京都共通語意識

  江戸語成立

  東京語共通語になる

 崩れ行くアクセント

  日本語アクセントの特質

  崩壊アクセントとは

  アクセント曖昧化のコース

  日本語アクセントは単純

  アクセントがしばしば変わると

  流人の島でのアクセントの崩壊

  アクセントを無視しても意味が通じる

 国語教育上の注意

  困難な共通語習得

  国語教育の適切な方法

  無理強いをしないで

  共通語のひながた

 まちがえやすい方言用法*1

  なかなか味わいのある方言

  「オメー」と「オマエ」

  雪焼け

  「まがれ!!」

  "こわい"と"コワイ"

  オバンチャとお番茶

  親を飼う

  ここから行キマショー

  クルと行く

  あんまを呼んでくる

  ノーが悪い

  ヒルマが痛い

  本をタテなさい

  カッテきた本

  ヤマイモを掘る

  「サムカネー」

  「カナシャン」

  ウフ ヰナグングヮヌ ウマリタン

  首切りの友

全国方言の概観 71

 方言区画とは何か

 全日本アクセント分布

 音韻分布

 その他の分布図

全国方言の諸特徴

 奈良朝の面影を残す八丈方言

 領域の広い東部方言

 歴史の中心言語西部方言

  西部方言の五分類

  日本語の中心だった近畿方言

  四国方言の特徴

  中国方言の特質

  雲伯方言

 母音の弱い九州方言

  三つに分けられる九州方言

  九州方言アクセント

  興味深い九州方言の文法

 歴史以前の日本語を残す琉球方言

  本土の死語も生きている

  残された古い形

  孤立変化と新しい形

方言の研究法

 言語地理学的方法

 記述言語学的方法

 構造言語学チョムスキー等の方法

参考文献 242-257


地図

地名地図 10-11

旧国名地図 12-13

全日本方言の区画 74

全日本アクセント分布 78

音韻分布 85 (総合図)

母音の無声化分布 90

中舌母音分布 92

語中語末カ行タ行濁音化の分布 93

エイ・エーの分布 95

ガ行音とカ゚行音とンガ行音分布 96

語末にたつ子音拍の分布 98

クヮの分布 99

四つがな分布 100

P音の分布 (琉球方言) 102

打消表現「ぬ(ん)」「ない」の分布 103

「だ」「じゃ」「や」の分布 105

ウ音便分布 106 (形容詞連用形)

下二段活用分布 107

「イル」「イル」「アル」(居)の分布 108

「たく(炊)」と「にる(煮)」の分布 109

コワイを"疲れた"の意味で使う分布 110

「カッテクル」の意味分布 111

アカイを"明かるい"の意味で使う分布 112

フランスにおける牝馬の諸名称 181

蝸牛異称分布地図 182

糸魚川市青海町方言地図 あさっての翌日 187

蝶の分布図 189 (鏡味明克『播備国境言語地図論集』

こよりの分布図 191 (鏡味明克『播備国境言語地図論集』

わらのたわしの分布図 192 (鏡味明克『播備国境言語地図論集』

*1:本文では「まちがいやすい方言用法

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。