峰岸明『変体漢文』

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峰岸明『変体漢文』

峰岸明

変体漢文東京堂出版

国語学叢書11

    昭和六一年五月五日 初版発行

    昭和六二年八月五日 再版発行

ISBN:4490201044

  目次

  導言

第一章 変体漢文の概要

 第一節 日本漢文について

 第二節 純漢文の史的展開

 第三節 変体漢文の特質

  1 純漢文変体漢文

  2 漢文の作成と国語文の作成とーその判定の基準

第二章 変体漢文の解読方法

 第一節 変体漢文言語的基盤

  1 国語文としての変体漢文

  2 変体漢文資料国語史研究

  3 変体漢文解読の現状

 第二節 変体漢文解読上の諸問題とその理論的反省

  1 解読上の問題点・

  2 解読の基本態度

  3 漢字表記の過程

  4 解読の方法

  5 解読の実践例

  6 解読上のその他の問題

 第三節 漢字表記語解読の原則

  1 訓読の原則

  2 音読の原則

 第四節 固有名詞の読法

  1 仏名の読法

  2 人名の読法

  3 地名の読法

  4 寺社名の読法

  5 書名の読法

  6 暦日名の読法

  7 官職名の読法

第三章 漢字の定と語の漢字表記

 第一節 古代の定

  1 奈良時代の定

  2 定語形についての確認

  3 平安時代の定

 第二節 古代における漢字使用

  1 奈良時代における常用の漢字

  2 平安時代における常用の漢字

第四章 変体漢文表記

 第一節 表記の諸相

  1 仮名の交用

  2 仮名表記機能

 第二節 語の漢字表記

  1 表記の基盤

  2 類義漢字の流用

  3 用字の多様性

 第三節 句・文の漢字表記

  1 語・句の表記順序

  2 漢文的措辞の使用度

  3 漢文訓読における補読語に相当する語の漢字表記

 第四節 変体漢文における借字表記

  1 正字表記と借字表記

  2 変体漢文における表記上の特色

第五章 変体漢文語彙

 第一節 変体漢文における単語認定

  1 単語認定上の問題点

  2 漢字表記語語形の確認

 第二節 変体漢文語彙の特色

  1 語彙記述の対象と態度

  2 漢語和語

  3 漢文訓読語和文語

  4 記録語の特色

  5 記録語の性格

 第三節 変体漢文語彙の諸相

  1 古記録の語彙

  2 古文書語彙

  3 史書・霊験記・合戦記・伝記などの語彙

第六章 変体漢文文法

 第一節 文法の概要

  1 記述の対象

  2 形式名詞

  3 代名詞

  4 副 詞

  5 接続詞

  6 助動詞

  7 助 詞

  8 助字の使用

 第二節 文法上の特色

  1 漢文訓読語文法の混在

  2 仮名文学文法の混在

  3 記録語文法

  4 和漢混淆文型と記録文型

第七章 変体漢文文体

 第一節 文体記述の観点

  1 文体構成要素

  2 変体漢文の諸相

 第二節 日記の諸体

  1 外記日記・殿上日記と日次記

  2 古記録文体

 第三節 古文書文体

  1 純漢文文書

  2 変体漢文文書

  3 仮名文文書

 第四節 その他の文献文体

  1 説話集の文体

  2 霊験記の文体と伝記の文体

  3 合戦記の文体

  4 縁起文体

  5 学術書の文体

 第五節 変体漢文諸体の展開の諸相

  1 文章作成の意図より見た二文体

  2 国語文作成を志向した文体

  3 仏典系漢文の日本的変容

  4 記録体成立

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。