安藤正次『国語学通考』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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安藤正次『国語学通考』

安藤正次

http://books.google.com/books?id=km9cUiwJyHQC

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1126191

 國語學の對象

 一、一般言語學と特殊言語學 特殊言語學國語學

 二、國語學の對象 國語 集團語l方言 國家と言語

 三、國語の正體 個人の言葉と社會の言語 個人差 社會の制約

 四、個人の言葉方言國語 方言區劃

 五、標準語 共通語 東京語地方語―方處的區劃と時代的區分

 六、過去時代國語――過去言語意識――文字言語 普遍性と恒久性

 七、言語記録 國語と國民精神 國語の理想的研究

 八、國語表記法―――漢字假名


第二章 國語學の體系

 一、國語學の三部門 記述國語學―記述の精確―l國語の静的現象

 二、事実の認識と記述―l古代語現代語

 三、記述國語學の觀點 普遍的と特殊的 東京語共通語 方言

 四、共通語と特殊語  比較の標準 共通語と特殊語との二語併用

 五、共通語の意識――共通語の勢力

 六、史的國語學國語の動的現象

 七、國語の史的考察―二つの方法――史的国語學と比較言語學

 八、一般國語學――國語の特性―――國語と國民性

 九、國語による國民精神の統一 國語問題 植民地の國語教育

 十、國語教育 國語の教授―方言の矯正 國字問題 假名遣問題



第三章 國語學の展開

 一、國語の自覺―――奈良朝時代

 二、平安朝時代―――辭書編纂――歌學書の輩出

 三、古文献學――近世國語學の二源流 古書訓讀語譚の系統に属するもの

 四、歌學系統に属するもの―假名遣の研究―定家假名遣

 五、「てにをは」の研究 「てにをは」の傳受

 六、家康文藝復興 祕傳口授の打破―舊派の學者の寄與

 七、契沖――萬葉研究 仮名遣研究

 八、春満と契沖 眞淵眞淵と古文献學――語意考

 九、古代語復現の思想―新井白石 國學者國語研究

第四章 語音の研究

 一、國語音韻體系 正雅と不正

 二、契沖五十音圖觀 白石語音論 眞淵五十音論 春海五十音論―篤胤五十音論 五十音圖近世國語學――大矢透氏の音圖研究

 三、五十音圖國語語音 悉曇音頭五十音圖 母音 長母音

 四、子音 五類聲 遍口聲 排列の順序

 五、阿和二行の「ウ」ー阿也二行の「イ」

 六、五十音圖の價値 阿女都千の詞 伊呂波歌 假名慣用と音の推移

 七、文字の種類 意字と音字 意字の各種 音字の各種 言語と音群 言語の性質による文字の特殊の發達―漢字支那語 國語漢字

 八、漢字の字音の研究―韻鏡の渡来―――韻鏡の研究 語音の研究と漢字用法の研究 直音拗音清音濁音古代國語音韻

 九、過去における語音考察の缺陥 語音考察の将来



三、単語音節と音

第五章 語態の研究

 一、語態とは何か 文典形態論と語態の研究

 二、國語は多音節語 一音節國語 一音節の接頭辭 國語の接頭辭の性質 音節の性質と複合語構成 音節の性質と音節の種類 音義説 音義挙派の諸家 以呂波音義派――言霊派 五十音義派―一行一義派 一音一義派 堀秀成音義本末考

 四、國語は附着語 インドネジヤ語の例 國語助詞 接辭の種類 接辭の性質 國語の接頭辭 國語接尾辭

 五、複合語 単位語の複合 單語複合語との分界ll複合動詞の場合 名詞動詞との複合の場合

 六、語の構成 構成上の原則 第一 第二 第三 造語成分

の過程



第六章 語義の研究

 一、語義とは何か 意義挙と語源學――語の意義 語の外形と内容 語者と社會 原義の忘却 社會の力 社會的約束の推移

 二、原義と轉義 言葉の行違ひ 言語は記號的 社會の通念 言語習得の過程 語感 Stylistic

 三、辭書 辭書の種類 わが國の辭書 新撰字鏡 和名類聚抄 類聚名義抄 伊呂波字類抄 その他の辭書

 四、字鏡集 和玉篇 平他字類抄 下學集など 聚分韻略 海藏略韻 節用集類 國語言葉辭書――辭書の定義 辭書發達の考察 歌語辭書

 五、古語語源的研究 和句解 日本釋名 益軒の八要訣 契沖語源説 貞徳契沖益軒 國學者語源説 東雅 雅言音聲考 寫聲起源説 國語の一般辭書

 六、語義の研究と語源の研究 語義研究の三階段 語源研究土の注意

 七、外来語 借用語 傳來の忘却 國語に於ける外来要素 國語の原始體系 漢語的要素 和語漢語 字音語字訓語 字註 字形 別流用 據字造語抄 訓義


第七章 語法の研究


附録

一、口語文の起伏

二、二語併用地域における言語教育

三、世界言語の國際的調査について

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。