奇妙図彙

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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奇妙図彙

山東京伝

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/meityokokkei/kokkei08kimyozui.tif 日本名著全集滑稽本集』

http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_02822/index.html

岩波日本古典文学大辞典 中野三敏

新潮日本文学大辞典 小柴値一

蚯蚓《みゝず》のたくりて「し」の字をつくり。蝸牛《かたつむり》頭《あたま》をかくして「の」の字を作る。総て是れ蝌蚪《くゎと》の文字《もんじ》の出来ぞこなひ。原《もと》字と画と一体|分身《ふんじん》の故なり。

 片足《かたあし》はやつし候なり小田の鴈 其角

 燕《つばくら》や瀧に梵字の身のひねり  嵐雪

古人已に此《こゝ》に眼をつけざるに非ず。余、数種の戯畫を作る。是《これ》乃《すなはち》文字《もんじ》の化物にして一度《たび》閲《みれ》ば絶倒せずといふ事なし。古人いへらく詩は畫の陰芝居たり。畫は詩の壬生狂言なり。詩は声を以て形を見せ。畫は形を以て声をきかしむ。形あれば必《かならず》声なくんばあるべからず。因《よりて》此《この》戯畫《けぐゎ》のかたはらに詞書をそへて。形と声と兼備せしむ。もし是を奇妙《きみゃう》とする人あらば。戯畫《けくゎ》の功名《かうみゃう》といふべし。

 東都 山東庵京傳

人丸

○古法

(丁字鶴)

(ヘマムショ入道)

(山水天狗)

(ぞんじ参らせ候の虚無僧)

「ふし」

○新法

かな小町

ほうじゃう遍昭

をいらん

おいらん

しん造かむろ

假名ひいな

あふぎとふざい

日のみやぐら

くじゃく

達摩の字

まじなひ朝比奈

たどん西行

布袋のうしろ向

通人

ふうじかご

松位《たゆふ》

のし猿

はなぬす人

ほうづき鮹

三五座頭

銀杏雀

ゆしまの天神 八百屋おしち筆

ものさし行列

大入しばらく

与次らうそ

の馬

しんきろう

宝ぶね

布袋堂

鎌屋の花火

宝獅子

みづかん主

ゑだる大王

徳利地蔵

假名繪さる

ふく大黒

五人一座

やなりかぶと

石《せき》とめ

だんご大王

うそ千鳥

竈兵衛

はさみ松魚

六こん猩々

粂の平内兵衛

すねおし

舟ばし

こやす貝

へん神《じん》さま

福まつだけ

池鯉鮒《ちりふ》

山うば 山また山うばとなる

ばんしゃう

寶藏を守るお狐さま



延広真治「図像学――山東京伝作『奇妙図彙』を読む」?

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。