大庭脩『江戸時代の日中秘話』

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
「検索」ボタンを活用して下さい。 岡島昭浩がやっております。 一部、JSPSの15H01883,18520354などの恩恵を受けております。

大庭脩『江戸時代の日中秘話』

大庭脩

江戸時代の日中秘話』

東方選書5

1980年5月15日 初版第1刷発行



序章 忘れられた日中関係

 歴史の常識と歴史の研究

 鎖国

 瀋陽市にて

 日中関係史への反省

 『講孟余話』から

 江戸時代に輸入された漢籍

 長崎のクリスマス

 江戸時代の対外関係

 ヨーロッパ研修の経験

 スウェーデンの東印度会社博物館

 ヨーロッパヘ輸出された中・日の磁器

 輸出磁器の研究

 江戸時代史の研究

第一章 長崎貿易は中国貿易

 中国国内の政治情勢

 中国船の来航数

 遷界令から展海令へ

 正徳新令

 信牌問題

 褒美の信牌

 中国船の出航地

 一六八八年の入港船

 貿易船の積荷

 中国船の積出し品

 唐船到着

 日清貿易研究の問題点

第二章 禁書発見

 奉行所からの呼出し

 御制禁の書吟味

 禁書とは

 禁書に関する資料

 禁書三十二種

 『天学初函』

 秘蔵された禁書

 『 宥詮』と向井元成

 北京の案内書が禁書

 天主堂と利  の墓

 唐通事の調査

 老中の指示

 奉行の申し渡し

 貞享二年以後の禁書

 禁止の理由

 方針の転換

 処分の緩和

 奉行所の文書

第三章 書物

 書物

 向井家代々

 大意

 書籍解題のはたらきも

 手続の簡略化

 御用物

 「直組帳」

 逃がした宋版

 書籍元帳と入札

 書物の値段

第四章 白石正徳新令と同位

 本の注文

 本を積んだ船の割合

 出訳業の中心

 兪枚吉と鍾聖玉

 卯十五番船の積荷

 卯五十一番船の積荷

 卯十五番組の帰帆荷物

 卯五十一番組持渡の書物

 明律書の注文

 加賀藩主前田綱紀

 綱紀の明律研究

 唐本屋清兵衛

 長崎奉行への手紙

 紀州へも京都へも

 明律持渡り

 新井筑後守拝借

 長崎唐人へ質問す

 綱紀の執心

 信牌

 料紙と割印

 信牌の印と印文

第五章 暴れん坊将軍吉宗の半面

 封建社会の君臣関係

 吉宗書物

 中華の仕置

 『六論行義』とは

 『大清会典』の注文

 紀州藩の明律研究

 『名家叢書』

 高瀬学山

 吉宗、研究を命ず

 羽倉斎宮

 『六諭衍義』の和解と訓点

 『大清会典』和解

 二部の『大清会典』

 深見久大夫、長崎

 荻生北渓

 『大清会典』と荻生北渓

第六章 沈〓庵先生の渡航

 『清朝探事』

 長崎での深見久大夫

 仕借方問答

 相談相手は孫輔斎

 『唐船進港回棹録』

 沈〓庵来る

 深見の『大清会典』和解

 荻生北淡と『唐律疏議』

 〓庵の詩文

 『唐律疏議』の校訂

 沈侵庵の再渡来

 『古今図書集成絵図』

 『図書集成本書考』

 地方志の蒐集

 地方志舶載の経過}

 『七経孟子考文補遺』の輸出

 実学の概念

第七章 象の旅

 象の子牽き渡り

 吉宗の質問

 長崎での観察記録

 道中への御達し

 エレファント・マーチ

 従四位広南白象

 「象のすべて」

 江戸表にて

 動物の渡来

 小鳥 心

 象とパンダ

 植物の渡来

 同定の作業

 『周朱復言』

 観賞用植物

 『地錦抄』から

 テッセン

 植物の輸出

第ハ章 享保のおやとい外人

 医師

 周岐来

 帰帆と再渡

 熔 陽

 朱来章

 朱子章

 朱佩章

 騎射の名手と馬医

 陳采若・沈大成

 中国僧の渡来

 仲誤招請の失敗

 康正帝即位のニュース

 唐馬牽き渡り

 伊孚九

 李衛の上奏

 兪孝行と朱来章

 スパイ船は何番船か

 次第に正確な情報に

 新しい対策

 取締りの効果

第九章 乗り渡り申し候船の儀

 船は宝船心

 長崎港の図

 平戸の唐船の図

 同し図がメルボルンにも

 「唐船之図」

 正確な縮尺

 沙船‐-南家船

 笹帆・片帆

 鳥船

 やり出し帆のある暹羅船

 造船の場所

 耐用年数

第十章 船頭と船人たち

 今は無名の船人たち

 船頭と役者

 宝永二年酉一番船

 元禄九年子七十二番船

 貞享三年寅八十二番船

 丑九十八番広南船

 遼東へも

 胡雲客

 伊漢臣の死

 ベテラン駱九宜《らくきゆうぎ》

 黄哲卿の子

 信牌方第一の忠功

 御用唐商郭亨統

 質流れした信牌

 東南アジア系華僑

 その他の人たち

終章 阿片戦争と『海国図志』

 別段風説書

 『聖武記』

 『海国図志』

 『海国図志』の和刻

 『乍浦集詠』

 別の意義

 カトリックからプロテスタントヘ

 『万国公法』

 江戸時代漢学評価

あとがき


新版 

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。