大島正健『韻鏡新解』

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2020年1月末に消えるそうですが、移転先は未定です。

大島正健『韻鏡新解』

韻鏡新解 語學書 二編

著者大島正健

【刊行】大正十五年十二月

【内容】本書は著者が先に公にした「韻鏡音韻考」及び、著者が「國學院雜誌」等に發表した諸論文を基礎にして、韻鏡の一般について解説したものである。前編は

(一)七音三十六字母考、

(二)内轉外轉の解、

(三)開轉合轉の解、

(四)等韻直拗の説、

(五)二百六韻

の五章。

後編は

(一)開合對次の諸轉、

(二)輕重對次の諸轉、

(三)唇舌口の三音と舌・齒・半舌・半齒の四音、

(四)唇音の特質、

(五)齒音の特質、

(六)喉音の特質、

(七)泰夬祭の四韻

の七章から成つてゐる。

【價値】韻鏡の研究は、徳川時代に於て著しく進み、「磨光韻鏡」(別項)「漢呉音圖」(別項)の如き劃期的名著が出た。而もなほ不備誤謬は必ずしも少なくない。著者は三十餘年を韻鏡の研究に獻げてゐるが、その蘊蓄を傾けて、韻鏡の實用的方面に就いて解説したのが本書であつて、新説卓見に富み、一般音韻研究者、殊に初學者に裨益するところ少なくない。              〔龜田〕

【參考】韻鏡と唐韻廣韻 大島正健

漢字聲符考 同上

翻切要略 同上

韻鏡音韻考 同上

新潮日本文学大辞典 亀田次郎

http://blog.livedoor.jp/bunkengaku/archives/25232642.html

韻鏡新解 二編二冊

 大島正健著。大正十五年刊。「韻鏡音韻考」及び著者國學院雜誌に發表した諸論文を基礎にして韻鏡一般について解説したものであって、著者が三十餘年に亘る韻鏡研究の蘊蓄を傾けて韻鏡の実用的な方面に就いて解説をなしたもので、新説卓見に富んでゐる。殊に初學者にとって稗益される所大なるものがある。

【參考】

* 翻切要略    一冊 大島正健著 明治四十五年六月刋。

* 韻鏡音韻考    一冊 大島正健著 明治四十五年六月刋。

* 漢字音韻考    一冊 大島正健著 大正二年六月刋。

* 韻鏡と唐韻廣韻  一冊 大島正健著 大正十五年十月刋。

亀田次郎国語学書目解題」)

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/PDF/oosima/inkyosinkai1.pdf

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/PDF/oosima/inkyosinkai2.pdf


活字本

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/PDF/oosima/inkyosinkai3.pdf

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。