声母

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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声母

せいぼ 字音中国語音節)の頭子音のこと。つまり、中国語音節から*韻母声調を含む)を除いたものである。単に「声」とも呼ぶ。同じ声母をまとめて呼ぶときには、「声紐」「紐」また「声類」とも呼ぶ。また、一つの声母をある一字で代表させたものを「字母」と呼ぶ。上古音にはglなどの複子音声母を再構する考えも有るが、中古音以降現代にいたるまでは単子音である。*韻母は*韻書でまとめられたが、声母の整理は等韻学を待たねばならず、韻書内で声母を整理するには反切の上字と帰字をつなげてゆく反切系聯法を用いなけらばならない。等韻学では、調音位置によって唇舌牙歯喉の五つ、あるいは七つ(半舌・半歯が加わる)、また調音方法によって全清・次清・全濁・次濁(清濁)の四つに分けられる。  

〔参考文献三根谷徹中古漢語と越南漢字音』(平成五年 汲古書院)(岡島昭浩

三十六字母

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