口語法別記

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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口語法別記

口語法別記 こうごはふべっき 語學書 一冊

著者大槻文彦

【刊行】大正六年四月

解説國語調査委員會編纂の「口語法」(別項)に對する別記であつて、口語法に擧げた各項について、現代諸方言に於ける状態及び歴史的開展を多くの實例を擧げて述べ、口語法に擧げたものを標準的のものと認めた理由を説明したもので、資料の選擇や取扱法等に多少の缺點はあるけれども、口語法全般にわたり地理的及び歴史的に觀察した最初のものであつて、國語方言語法、歴史的文法の基礎を置いたものとも觀るべく、學問上の價値は多大である。             〔橋本〕

http://blog.livedoor.jp/bunkengaku/archives/25101785.html

口語法口語法別記 二冊

 國語調査委員會編(但し同會委員大槻文彦起草し上田万年芳賀矢一藤岡勝二大矢透保科孝一等整理)大正五-六年刊行。口語の標準を明治末年頃、東京に於ける知識階級の間に用ひられてゐたものを採り、地方に行はれてゐる方言中比較的廣く用ひられてゐるものを考慮して組織したものであって品詞を(一)名詞(二)代名詞(三)數詞(四」動詞(五)形容詞(六)助動詞(七)副詞(八)接續詞(九)助詞(十)感動詞の十項に分ち、これを更に細別して精しく説いてゐる。「別記」は「口語法」の所説を資料を擧げて歴史的に詳しく考證し解説したもので、「口語法」と共にその確實にして整然たる所説は今日に於ける類書中第一のものである。因に「口語法」の草稿は「音」「語」「文」の三部から成ってゐたものであるが、本書「口語法」はその中「語」の部に當るものゝみが刊行されたのである。

亀田次郎国語学書目解題」)

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1870070

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。