反響語

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反響語

国語学辞典 矢田部達郎

反響語(心理)痴呆状態または特に緊張病の緊張状態において、患者が医者などのことばを、そのままオオム返しにくり返すこと。児童心理学ではこれとはやや違って、シテルン()は嬰児《エイジ》が言語習得のきわめて初期において大人の言わせることばを、その時すぐまねする場合を反響語() と言い、しばらく間を置いて、そっとひとりでくり返す場合を遅滞的模倣()というのに対立させた。又ピアジェ()はやや長じて幼稚園児ごろの年配になってから、隼団中において他の児童や保母のことばを機械的に模倣しながら楽しくくり返すような場合に、この名を用いた。       〔矢田部達郎

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