伊呂波字類抄

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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伊呂波字類抄

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/kokusyokaidai/i/kokusyo_i091.html

新潮日本文学大辞典 亀田次郎

http://blog.livedoor.jp/bunkengaku/archives/50351299.html

伊呂波字類抄

 橘忠兼が天養から治承まで三十餘年を費して成ったもので、現に二卷本(前田家本、永藏八年寫四冊本)三卷本(前田家本・養和年間寫・中巻缺二巻本黒川家本)十卷本が存する。二卷本は稿本とも云ふべく三卷本は著者が之に増補したもので最も重要なものである。十巻本は後人の増補にかゝり、從來学会に流布してゐた。又前田家蔵三巻本は近年複製され、+巻本は正宗敦夫氏が謄寫版?に附し又古典全集にも収められてある。右の他に本書の前身と思はれる「世俗字類抄」が彰考館その他に所藏されてゐる。本書は國語を主とし漢字を従としたいろは引辭書である。即從來の分類體を併用し(一)天象(付歳時)より(二十一)名字に至る二十一部に分け實用の便宜の爲に更に伊呂波の部立をしたものである。この國語を主とした事伊呂波引である事は初めての試みであり。平安朝時代國語研究に重要資料であると同時に後世の辞書編纂に大に影響した。

【參考】

* 色葉字類抄攷略 山田孝雄昭和三年九月刊。

亀田次郎国語学書目解題」)

http://www.box.com/s/qlpjxkt2x3gmk7cz59t8 (日本古典全集)

書籍からの画像で注記のないものは、著者の著作権が切れ、刊行後五十年以上経っているものである筈です。