五韻次第

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
最善の説を記録しているものではありません。変な説も記録しています。
書誌として不完全です。
項目の形に規準はほとんどありません*
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五韻次第

大矢透第一圖

アイウエオ ナニヌネノ 初後相通

マミムメモ ラリルレロ 二四相通

ヤイユエヨ ワヰウヱヲ 三五相通


カキクケコ サシスセソ 相通如前

タチツテト ハヒフヘホ 相通如前

アイウエオ

カキクケコ

サシスセソ

タチツテト

ナニヌネノ

ハヒフヘホ

マミムメモ

ヤイユエヨ

ラリルレロ

ワヰウヱヲ

アカサタナハマヤラワ

 此の五韻次第は、その表題下側に、天台座主良源伝本とあり。こは、本書の末の方に、此の伝受、摂政太政大臣兼家孫、右大将道綱二男、阿闍梨道命御相承也。天台座主御弟子也。有知之倫、誦2経咒1不v可v有v誤。仍口伝如v此、是初重大事云々可秘之云々とあるによれるものにして、道命の師なる天台座主は、慈恵大師良源なればなり。書中に堀河天皇御宇、長治年中、賀洲温泉寺、明覚三蔵云々など見えたれば、この五韻次第の成れるは遥かに後なるべけれど、巻首に載せたる此の図は、全く良源以前より、天台に伝はれるものなるべきは、更に疑ふところ無し。


http://www.library.toyama.toyama.jp/yamadadl/4154/index.htm

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。