中井履軒

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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中井履軒

リケン履軒(中井)大坂の儒者甃庵の二子。徳三と稱し、名は積徳、字は長叔。五井蘭洲に學ぶ。七經雕題略、七經逢原、通語等の著あり。文化十四年歿す。年八十六。

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/kensaku/hagayaiti/haga1141.html

  ナカヰ リケン 中井履軒 碩儒、名は積徳、字は長叔、徳三と稱す 履軒は其の名、甃庵の二子、竹山の弟なり 竹山と宋學を五井蘭洲に學ぶ 然れども好みて群書を折衷し意に合ばざる處あれば名賢鉅儒と雖も辯駁避けず 故に経義に於て別に一格を構へ必ずしも宋學を墨守せず また文章圓活にして甚だ奇致あり 近代の巨匠と稱せらる 兼て草隷を善くす 然れども容易に書せず 人と爲り姿貌魁秀、器宇曠達、一世を睥睨す 平生妄りに戸外に出でず自ら曲人と號し屹々経旨を考索して手に巻を釋てず 始め七経雕題略を著にして経旨を發明す 晩に七経逢原を著はして益々精緻を致す 竹山の死後毎月数回尚書懐徳書院に講じて弟子に聴かしむ 文化十四年二月十五日歿す 年八十六、著書七經雕題略、七經逢源の外通語、傳疑小史、恤刑茅議、擁斥茅議、弊箒集等あり 大正三年十一月從四位を贈らる(續近世叢語、續諸家人物志、鑑定便覧)

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~okajima/uwazura/daijinmei/na/na014.html
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