上田万年『國語のため

国語史・日本語史周辺(日本文学・日本史・言語学などなど)の覚書です。
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上田万年『國語のため

上田万年

國語のため 二冊

 上田萬年著。明治二十八-三十六年刊。國語學の諸方面に關する論文集であって、第一卷には「國語と國家と」「國語研究に就きて」「標準語につきて」以下「國語會議に就きて」に至る十三篇及び附録として「日本大辭書編纂に就きて」の諸論文、第二巻には「内地雜居後に於ける語學問踵」「促音考」「假字名稱考」以下「日本語中の人代名詞に就きて」等十四篇を収めて居る。その論ずる所多方面に渉ってゐる爲に一概には言ひ得ないが、「欧州諸國に於ける綴字改良論」「新國字論」等國語教育に關する諸論文、或は「言語學者としての新井白石」の如き。或は「促音考?」「形容詞考?」「p音考」等の如き、いづれも當時の學界の趨勢を覗ふ爲に、又學術的價値高き諸論文である。就中「p音考の如き國語聲音學上に益する事大なるものである。(「p音考」のことは「呵刈葭」の項參照)

(亀田次郎国語学書目解題」)

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初版 明治28

国語と国家と? 1

国語研究に就きて? 29

標準語に就きて 50

教育上国語学者の抛棄し居る大要点 67

言語学者としての新井白石 91-102

附 日本大辞書編纂に就きて? 130-162

増補

明治30年

近代デジタルライブラリー

国語と国家と?

国語研究に就きて?

標準語に就きて

教育上国語学者の抛棄し居る大要点

言語学者としての新井白石

普通人名詞に就きて?

欧洲諸国に於ける綴字改良論?

清濁音

新国字論?

今後の国語学?

本居春庭伝?

初等教育に於ける国語教授に就きて?

国語会議に就きて?

附 日本大辞書編纂に就きて?

書籍からの画像で注記のないものは、著作権法上の「引用」の範囲内であるか、著者の著作権が切れて刊行後五十年以上経っているものである筈です。