マイクロフォン

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マイクロフォン

マイクロフォン

言語生活) microphone ラジオ電話などの送話器のこと。略してマイクとも。普通放送に使われるマイクには、ヴェロシティー(velocity mic.)・ダイナミック(dynamic mic.)・コンデンサー(Condenser mic.)・クリスタル(crystal mic)・カーボン(carbon mic.)などの種類がある。このうち、カーボン・マイクは最も古く、電話の送話器と同じく、炭素粒の震動によって強弱の電流を伝える。普通スタジオなどで用いられるものはヴェロシティーで、リボン・マイクはこの一種であり、空気粒子の速度に比例するもので、感度が良く、8字型の指向性を持つ。このうちで指向性をハート型にも変えうるものが七七Dという型である。ダイナミックは主として屋外中継に使われ、砲丸のような丸い型が多く、ムーヴィング・コイル・マイク(moving coil mic.)とも呼ばれる。コンデンサーは静電空量の変化を利用するもの。小さな棒のような形で、周波数特性がよいので、試験用などに用いられる。クリスタルはロッシェル塩を使ったもので、形が小さいので、簡易録音器などを使う時に竹ざおの先に付いている。これらはすべてそれぞれの特徴を持つから、それに従って用い、特にあまり近よせず、叉なるベく正面から音声を入れるようにする。スピーカー(speaker)とは、受信装置におけるマイクロフォンと逆の働きをするもの。これにもマグネティック・ダイナミック・コンデンサー等の種別がある。      〔ダテ・ノリオ

 〔参考〕 『標準ラジオ辞典上下』(日本電波協会)。

『無線工学ポケットプック』同上。

『無線新語辞典』同上。

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